カルロスゴーンといえば、元日産の会長で日本からレバノンに逃亡した人というのが最初に思いついてしまうかもしれませんね。(画像出典元:ヤフーニュース)
そんなカルロスゴーン氏がどのようにして日本を脱出したのかということはあまり知られていないですよね。
というよりも、カルロスゴーン氏自身があまり話していません。
そんな、カルロスゴーン氏がついに逃亡について話した映画が公開されました!
名前は『カルロスゴーン最後のフライト』です。
カルロスゴーン最後のフライトについて
『カルロスゴーン最後のフライト』は U-NEXTという動画配信サービスで独占公開されています。
これです↓↓

無料体験期間を使えば31日間、無料で見ることをできます。
長さは99分となっていて、少し短めの映画といった感じです。
長すぎず、短すぎず、休憩がてら見るにはちょうどいいのではないかと思います。
U-NEXTによる紹介
見どころ
本人や事件関係者の生の声によるゴーンの真の顔、妻キャロルとの現在の逃亡生活にも密着。当時、公で発言することがなかったキャロル夫人がカメラの前で当時の心境を告白。
U-NEXTより
実際にカルロスゴーン氏にインタビューした映像も見ることができ、奥さんであるキャロル氏の話も出てきます。
二人の感情を知ることができとても面白いものとなっています。
ストーリー
カルロス・ゴーンの突然の逮捕と逃亡。2年近くが経ち終息したように思われる事件だが、未だに解決していない。衝撃の転落劇と逃亡劇、そこには一体何があったのか?多くの関係者の証言と当時のニュース映像から、事件の真相とカルロス・ゴーンの現在に迫る。
U-NEXTより
ニュース映像や実際に起こったことなので、多くの情報が敷き詰められているものとなっています。
西川さんらしき人が一瞬映ったようにも感じました。
ここがポイント!
世界トップ3のドキュメンタリー映画祭「シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭」にて初上映した後、公共放送局「BBC」にて放送され、全英で多くの反響を集めた。
U-NEXTより
イギリスで作られた映画なので、ある意味中立な立場ですよね。
カルロスゴーン氏はフランス人ですから。
カルロスゴーン最後のフライトの感想まとめ
まずは、私の感想を書かせていただきます。
そのあとに他の方の意見を引用させていただきます。問題がございましたら、大学生新聞ドットネットの公式TwitterにDMをください。
私の感想
まずは、私の感想を書かせていただこうと思うのですが、はっきり言って、衝撃を受けました。
作品というよりは、事実を描いたドキュメンタリーもしくは迫力のある報道といっても過言ではないかと思います。
カルロスゴーン氏が出てきて話すシーンがあるのですが、真実を語っているので、とても面白く、私は食い入るように見てしまいました。
前半30分ぐらいはカルロスゴーン氏がどのような人でどのような実績がある人なのかということについて話されているのですが、この中にも、成功したから嫌われた的な印象を感じさせる作成になっていました。
カルロスゴーン氏の取り調べを受けていた時の当時の心境やその後の『日本にいることがとても危険だ』と感じた話をかなり詳しく話されていました。
世界で最も有名な自動車企業の経営者から世界で最も有名な逃亡者になったカルロスゴーン氏ですが、以下のように話されていました。
『実に危険だが、他に方法がなかった』
これは、当時のカルロスゴーン氏、心境と状況がうかがえる重いですよね。
他の方の感想
この映画は9月27日に公開されたので、まだ、見たという人は少ないところがさみしいところなのですが、感想をまとめていこうと思います。
『最後のフライト』というタイトルなこともあり、視聴者は皆「大脱走劇がどんな風に行われたのか?」が知りたくてこの番組を見ているはずだ。でも番組構成上、前振りはある。日本人の私にとってゴーンは超有名人。すでに知っている事もあるので、前半は「退屈するかな?」と思いつつ見ていたのだが、いえいえ、これがそうでもないのだ。ゴーンのミラクルキャリアをテンポよく解説し、なおかつルノーの元偉いさんやジャーナリスト等、いくつかの視点を散りばめているのでまったく飽きない。
https://matka-cr.com/archives/26868より
最大の見せ場は、ゴーンがどうやってレバノンに脱出したか?その『ミッション・インポッシブル』も顔負けの緊迫感溢れる数時間を克明に再現したシーンだ。閉所恐怖症の人にはあまりお勧めできないPOVショットを使った決死の逃亡劇は、ゴーン本人の説明を基に映像化されているだけに、『最後のフライト』という副題に相応しい臨場感に溢れている。
ヤフーニュースより
後半にかけては妻と本人の二方向からのまた違った脱出劇が語られていて、改めて驚くべき脱出劇だったことが分かるんだよね。
https://takei-takako.jp/4285/last-flight/より
日本で懲役になってしまうと家族に会えなくなることを考えた末のこの大脱走には、妻が逃亡を手助けして容疑者として国際手配されたり、他にも様々な背景があるみたいだね。
ゴーン被告が東京での自宅軟禁から日本を脱出し故国レバノンに戻って以来、誰しもが気にかけていることがある。どうやって世界で出入国管理が最も厳しいと言っても過言でない国境をすり抜けられたのかという点だ。
https://www.arabnews.jp/article/features/article_42398/より
「すでに知っている内容だと思われるでしょうが、ストーリーの背後には人間がいます。実質上は強奪事件となった出来事の裏にある人間ドラマを探る作業は、実にユニークな体験でした」とグリーン監督は語った。
予告編
予告編もYouTubeで公開されています。
主要登場人物
主な登場人物は以下の通りです。
- カルロス・ゴーン
- キャロル・ゴーン
- ルイ・シュバイツァー
- グレッグ・ケリー
- 弘中惇一郎
- 高野隆
知らない人もいるかもしれませんが、登場人物に関してはしっかりと映画内で説明してくれるので、問題ないと思います。
動画と同様の本
幻冬舎が出している以下の本が映画の内容に近いものになっていると思います。
ゴーンショック 日産カルロス・ゴーン事件の真相

こちらの本を読んでから映画を見るもの面白いかもしれません。
一つの事実でも描かれ方によって受ける印象は異なりますからね。
まとめ
いかがでしたか?
カルロスゴーン最後のフライトを見たい方は、U-NEXTでとりあえず無料体験をして、気に入らなければ、31日以内に解約すればいいだけの話なので、とりあえず、登録してみてはいかがでしょうか。
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