【模試】浪人生の模試の判定ってどうなの?元浪人生が合格率を話します!

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こんにちは!

昨年まで浪人していたものです。

浪人生の模試の判定はどれぐらい信用していいのか分からなくなることがありますよね。

私も浪人を経験しているのでその気持ちはよくわかります。

ということで、今回は浪人生の模試の判定(A判定~E判定まで)について話していこうと思います。

浪人生の判定について

一口に模試の判定といっても模試の種類によって大きく異なってくると思います。

ということで、模試別に話させていただこうと思います。

模試の種類は以下の3つに分類させていただきます。

  • 記述模試
  • 共通テスト模試
  • 志望校別模試

これらについて話していきます。

それでは早速行きましょう。

浪人生の記述模試の判定

今回の記述模試というのは以下の4つのものだと思ってください。

それぞれについて知りたいという方は、名前の部分をクリックしていただければ、模試について書いた記事へ飛ぶようになっています。

それでは、判定別の合格率について話していこうと思います。

A判定

A判定は幅が広いですよね。

余裕なA判定からギリギリのA判定までありますから、一概には言えません。

今回はギリギリのA判定と考えさせていただこうと思います。

ギリギリのA判定の場合は、合格率は85%ぐらいだと思います。

全国で行われている記述模試ではA判定を取ることはとても難しくなっています。

B判定

B判定を取れば合格率は大体55%ぐらいだと思います。

A判定からはかなり落ちるとは思いますが、大体こんな感じです。

模試業者は大体、B判定で60%を合格率としていますが、浪人生は現役生の猛追に飲み込まれる可能性があるので、合格率は大体こんなもんでしょう。

C判定

C判定は浪人生の第一志望でよく出やすいらしく、グーグルの検索でも結構調べられています。

合格率は45%ぐらいでしょう。

私も浪人した年の受験ではC判定が出ていた学校はありましたが、大体半分ぐらい合格して半分ぐらい落ちたといった感じです。

D判定

D判定の合格率は30%ぐらいだと思います。

私が受験した感じだと、問題との相性が良ければ、合格しますが、そうでない限り決して合格率は高くないでしょう。

E判定

浪人生がE判定の場合、まあ、かなりしんどいのではないかと思います。

というのも、浪人して、E判定しか取れない場合は、多くの場合、現役生にすでに負けている感じで、受験日までにさらに離される可能性があるからです。

記述模試の判定まとめ

上記の判定の合格率をまとめると以下のような感じです。

判定合格率
A判定85%
B判定60%
C判定45%
D判定30%
E判定10%

意外と高いと感じた人も多いのではないかと思います。

このような結果になる理由は記述模試では範囲が現役生に配慮されているため、浪人生の有意な点が少ないからです。

そして、全国で行われる記述模試は判定が出にくいといわれているため、このような結果になるのです。

浪人生の共通テスト模試の判定

今回の記述模試というのは以下の4つのものだと思ってください。

  • 河合塾共通テスト模試
  • 駿台系の共通テスト模試
  • ベネッセ系の共通テスト模試
  • 東進共通テスト模試

もちろんこれらだけではありませんが、大手のものは挙げたつもりです。

それでは、判定別の合格率について話していこうと思います。

A判定

共通テスト模試のA判定に関しては合格率は70%ぐらいでしょう。

範囲が記述模試よりも広く、いつでも、本番の共通テストと同じような問題を出してくる共通テスト模試は浪人生優位の判定が出やすいので、A判定が出ていたとしてもあまり安心できるものではないかもしれませんね。

B判定

B判定では合格率は50%ぐらいでしょう。

やはり合格率は落ちますよね。

B判定ぐらいだと本番には何が起こるかわからないのでちょうど半分ぐらいの確立となってしまいますね。

C判定

C判定であれば合格率は35%ぐらいでしょう。

特に浪人生の場合は共通テスト模試ではC判定が最低ラインと考えなくてはならないのではないかと思います。

D判定

D判定は合格確率は20%ぐらいでしょう。

かなり厳しいのではないかと思います。

E判定

合格率は5%ぐらいでしょう。

浪人生であれば、E判定は避けたいところです。

共通テスト模試の判定まとめ

これらの判定の合格率をまとめると以下のような感じです。

判定合格率
A判定70%
B判定50%
C判定35%
D判定20%
E判定5%

浪人生は判定が出やすくなってしまうので合格率はかなり厳しいものとなりますよね。

浪人生の志望校別模試の判定

志望校別模試というのは以下のようなものです。

  • ○○大実践模試
  • ○○大オープン
  • ○○大プレ

実践模試というのは駿台予備校、オープンは河合塾、プレは代々木ゼミナールが実施しているものです。

以下のような大学の模試が多くなっています。

  • 東京大学
  • 京都大学
  • 東京工業大学
  • 一橋大学
  • 北海道大学
  • 東北大学
  • 名古屋大学
  • 大阪大学
  • 神戸大学
  • 九州大学

東京一工や旧帝、早慶がほとんどですね。

それでは判定について話していこうと思います

A判定

志望校別模試でA判定が取れれば合格率は80パーセントぐらいでしょう。

志望校別模試がある大学は『東京一工』『旧帝国大学』『早慶』といった難関大しかないので、これらの大学を志望している人で範囲が終わっていないという人は少ないので、判定と合格率はかなり正確に出るのではないかと思います。

B判定

B判定が出れば合格率は60%ぐらいでしょう。

志望校別の模試でB判定が出れば浪人生でもかなりチャンスがあると思っています。

C判定

C判定では合格率は40%ぐらいでしょう。

志望校別模試は10月ごろに行われることが多いのですが、そのころになると志望校別模試がある難関大では10月になるとある程度仕上がっている生徒が多いため、判定も予備校や塾の出している合格率と似たような値になるのかと思います。

D判定

D判定は合格率は20%でしょう。

それでも受からないわけではないので、しっかりと勉強を進めていくことが大切になってくると思います。

志望校別模試の判定まとめ

上記の判定の合格率をまとめると以下のような感じです。

判定合格率
A判定80%
B判定60%
C判定40%
D判定20%
E判定10%

模試によってはE判定はなかったりするので、今回は割愛させていただきます。

現役生と浪人生の大きな違い

現役生と浪人生には大きな違いがあります。

その違いがどのように響いてくるのか。それは、学習範囲です。

浪人生は足りないながらも多くの場合、受験範囲を大体網羅した後に模試を受けることになります。

しかしながら、現役生はそうではありません。

まだ、学習しきれていない範囲があるにもかかわらず模試を受けなくてはなりません。

浪人生が判定を取りやすい理由

例えばですけど、100点中60点でC判定が出る模試があったとします。

判定は偏差値で決定するので点数で決まること無いのですが簡単に説明するためにこのような例を出させていただきます。

この時に浪人生にとっては6割を取ればC判定が出てしまいます。

しかし、現役生にとってはまだ学習していない範囲があります。

それが1割あったとすると90点中60点つまり6割7分取らなくてはならなくなります。

小さい違いに感じるかもしれませんが、決してそうではありません。

たったこれだけの違いでも点数を取ることはとても難しくなるのです。

浪人が関係ない事例

しかしながら、浪人しているかどうかが関係なくなってくる事例もあります。

それは、周りの現役生が優秀で範囲をすでに終わらせている場合です。

これは難関大でよく起こります。

志望校別の模試がある大学は基本的には難関大学で、このような大学に合格する人たちは大体、高校3年の夏までには範囲が終わっていたりするので浪人か現役生かということはあまり関係なくなります。

まとめ

いかがでしたか?

浪人生の志望校判定とその合格率については多くの議論がなされることもありますが、大体上記のような結果となるのではないかと思います。

模試によって大きく異なることもありますが、頑張ってください。

この記事は個人が書いた記事であるため、間違っている可能性は十分あると思って理解してください。

判定はあくまで判定です。あまり気にし過ぎないようにすることも大切だと思います。

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