大学に入って初めて聞いたという人もいるであろうGPAというワードですが、これが何か、そして、平均値や計算方法を詳しく解説していきます。
はじめに
GPAというのは以下のようなものです。
GPA制度とは、授業科目ごとに5段階程度で評価された成績に対して段階ごとに「Grade Point(GP)」と呼ばれるポイントを付与し、単位当たりの平均「Grade Point Average(GPA)」を算出して、その一定水準を卒業などの要件とする制度です。主に欧米の大学で広く採用されている成績評価制度で、日本でも2000年代から導入する大学が増えていきました。
https://journal.rikunabi.com/p/advice/29280.htmlより
まあ、つまり、平均の成績ですね。
これがどのように計算するのか、どうして大切なのかといったことを話していこうと思います。
計算方法
まず、大学によるとは思いますが、私が通っている早稲田大学の話をすると、以下のように数値が計算できるようになっています。
成績 | 数値 |
A+ | 4 |
A | 3 |
B | 2 |
C | 1 |
F | 0 |
この値について、A+の部分がSとされている大学もあったりするので大学によって異なりますが、GPAという指標を使っている大学であれば、右の値は変わらないでしょう。
ちなみに、GPAが数値が0となっている部分は落単を意味します。
つまり、落胆をするとGPAに響いてしまいます。気を付けましょう。
GPAが大切な理由
GPAが大切な理由としては大学によって異なりますが、研究室配属や大学院への推薦に影響してきます。
理系であれば多くの人が気にしている研究室配属ですが、多くの大学は研究室の志望者が多い場合、GPAの基準に生徒を割り振ることがあります。
つまり、人気の高い研究室はGPAが高い生徒から順に受け入れていくことがあります。
大学院への推薦権はすべての人が手に入れられるわけではありません。
そのため、大学側からしても、推薦で入ってきた人が能力が低いとあっては、推薦制度を取っている意味がないため、成績順つまり、GPAで判断されることがあるのです。
新入生であると、意外と知っている人が少ない情報ですね。
GPAの平均値
これは大学によって異なるため、一概には言えません。そして、大学によっては公表していない大学もあるでしょう。
なので正確な値はわかりませんが、どこの大学も、平均値は2.1~2.5といわれています。
これは、私が知人から聞いた話であるため、うのみにせずにどうしても気になる人は自身の大学に問い合わせることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
知らなかった方もいるかもしれませんね。
GPAという値に振り回され過ぎないように気を付けましょう。
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