【入試】東京理科大学工学部の教科別の分析と受かり方を合格者が解説!!

入試
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東京理科大学といえば上智大学と並び、私大の難関大学ですが、その中でも工学部は一番偏差値が高い学部といわれています。

しかしながら、ネット上には意外と情報が少ないので、今回は東京理科大学の工学部の入試問題の分析と受かり方を解説していこうと思います。

この記事はあくまで個人が書いているものであるため、間違っている可能性があることを承知して読んでください。

はじめに

東京理科大学は日本の私立大学の中でも上位大学で、理系を中心としている大学の中では一番高いのではないかと思います。

基本情報は以下の通りです。

東京理科大学は、東京都新宿区神楽坂一丁目3に本部を置く日本の私立大学である。1949年に設置された。大学の略称は理科大、東理大。

Wikipedia-東京理科大学より

その中でも、工学部は葛飾キャンパスにあり、かなり人気です。

東京理科大学大学院工学研究科(とうきょうりかだいがくだいがくいんこうがくけんきゅうか、英称:Graduate School of Engineering)は、東京理科大学に設置される大学院研究科の一つである。また、東京理科大学工学部(とうきょうりかだいがくこうがくぶ、英称:Faculty of Engineering)は、同大学に設置される学部の一つである。

Wikipedia-東京理科大学大学院工学研究科・工学部より

早慶の次に難しいといわれていますし、科目数が少ないことから、絞って勉強ができるので、問題によっては早慶以上の問題も出題されます!!
東工大との併願者が多いことでも有名ですよね!!

それでは入試情報に入っていこうと思います。

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入試情報

入試形式

東京理科大学の入試形式は、共通テスト利用や指定校推薦を除くと、3つあります。

『B方式』『C方式』『グローバル方式』です。

B方式

こちらは、大学が出題する独自試験のみで合否が決定するいわゆる一般入試です。

科目は『英語』『数学』『理科』の3科目となっています。

理科に関しては、工業化学科は『化学』であり、その他の学部は『物理』となっています。

配点は以下の通りです。

科目配点
英語100点
数学100点
理科100点

併願校として理科大を受験する人はB方式が一番多いのではないかと思います。

この記事の筆者はこの方式を利用しました!!
当時一番、募集人数が多い受験方式でした!
2022年度も同様に一番募集人数が多い方式となっているはずです!!

C方式

C方式は、他の大学では共通テスト併用型と呼ばれる受験方式に似ています。

共通テストと大学の独自試験を用いて合否を決定するものです。

科目配点
共テ国語100点
共テ英語100点
数学150点
理科150点

となっています。

国語が入っているので、国立志望の人が多く受験したりします。

グローバル方式

グローバル方式は英語の外部試験を用いる方式となっていて、英語の独自試験はありません。

数学と理科だけの試験となっています。

理科に関しては、工業化学科は『化学』であり、その他の学部は『物理』となっています。

独自試験の配点は以下の通りです。

科目配点
数学150点
理科150点

英語の外部試験を用いるので、直前に受験を決定すると手遅れになる可能性があります。

受かり方について

著者は受験するときにはB方式しか受けていないので、今回はB方式についてのみ書かせていただきますが、おそらく、どの受験方式でも難易度は変わらないので、一応読んでいただけると嬉しく思います。

数学

東京理科大学の数学はどの受験方式でも結構難しく作られています。

東大志望の人でも時間内に満点を取ることはかなりきついと思います

つまり、合格点を取りに行くためには満点を目指すと失敗するということです。

数学における合格点ですが、私の感覚だと、7割です。

穴埋め問題と記述式の問題がありますが、記述式は片方は完答してもう一つは半分だけ解いて部分点を狙うことをお勧めします。

なかなか難しい満点阻止問題のようなものもあるのであまり粘りすぎると、後半の簡単な問題を解く時間が無くなってしまったということも大いにありうるので、飛ばして、あとから戻ってくることをお勧めします。

理科大を志望するような人は数学は特異な可能性が高いので、『差をつける』というよりは、『落とさないようにする』といった科目のような気がします!!

英語

英語は年によってとても異なりますが、時間が無くなってしまうという声をよく聞きます。

大学入試の英語は長文が多いのですが、理科大の工学部に関しては長文よりも文法問題のほうが時間がとられてしまったりするので、そこら辺の時間配分もしっかり考えて行う必要があるでしょう。

おススメとしては、単語や文法が問われている問題を先にといて、残った時間で長文問題に取り組むといった形です。

長文を解く時間はコントロールしにくいですが、単語や文法問題はわからない問題にどれだけ時間をかけるかというのを考えれば、時間コントロールがしやすいので先にやった方がいいと思います。

英語は過去問をどれだけやったかということが結構大事になってくる気がします!!

物理

物理はかなり難しいです。

やはり、早慶に比べて理科が一つ少ない分かなり深いことまで掘って問題を作られています。

理科が得意な人はかなりここで稼ぐことができ、苦手な人はかなりおいて枯れてしまいます。

つまり、差が付きやすい科目です。

記号問題が多いのですが、これが、選び間違えてしまうぐらいややこしく作られてしまいます。

問題は難問が多いうえに、問題形式がかなり複雑なので、過去問をしっかりやりこむことが大切になってきます。

多分、一番差が付きやすい科目です!!
しっかり対策する必要があるでしょう!!

まとめ

理科大の入試問題は早慶レベルといわれています。

科目数が少ない分かなり深いところまで問われることが特徴です。

受ける方は上記のことを頭に入れたうえで過去問を解くことをお勧めします。

ちなみに、併願者が多いのはB方式なので、もし、第一志望としているのであれば、グローバル方式も受けられるように英語の外部試験を前もって受けておくことをお勧めします。

おススメする外部試験は『TEAP』です。

おそらく、同じレベルの点数を取るのにしてもTEAPが一番取りやすいでしょう。

TEAPについての記事も書いているので見てみてください。

TEAPは他の大学(上智大学や立教大学、青学等)でも使うことができて、大学によっては一般入試に加点することもあるので、併願校の選ぶ幅が増えることを考えても受験することをお勧めします!!

大学生新聞ドットネットでは他にも入試情報を多数掲示しています。

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