【対策】上智大学理工学部の詳細と受かり方を素点と共に合格者が解説!!

入試
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上智大学理工学部といえば早慶理工学部に続き難関大といわれている私立大学です。

しかしながら、上智大学の入試についてはあまりネット上に乗っていない上に、偏差値法を使って合否を決定していて、合格最低点は発表されていますが、素点ではないのでそこら辺につても語りながら、今回は実際に受験した人が受かり方についての記事を書こうと思います。

この記事は個人が書いているため、間違っている可能性もあることを考慮したうえで読んでください。

はじめに

上智大学はキリスト系の大学で、大学内に十字架やフランシスコザビエルの像が立っていたりします。

キャンパスは基本的には四谷にあり、理系文系が同じキャンパスにあるのですが、このような大学は東京の私立大学にしては珍しいのではないかと思います。

上智大学は、東京都千代田区紀尾井町7番1号に本部を置く日本の私立大学である。1928年に設置された。

Wikipedia-上智大学より

所在地は以下の通りです。

〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7−1

世界最大の教育機関運営組織(在学生は全世界で約290万人でもあるキリスト教のカトリック修道会イエズス会が開設し、現在は学校法人上智学院が経営する大学である。日本初のカトリック教会系大学である。アメリカ合衆国のジョージタウン大学、フォーダム大学、ボストンカレッジ、イタリアのグレゴリアン大学、韓国の西江大学校など、世界各国のイエズス会系校と提携関係にあるほか、2020年3月現在、米国のイエール大学やペンシルベニア大学、イギリスのエディンバラ大学、オーストラリアのシドニー大学やメルボルン大学、中国の清華大学など、世界の373大学と協定を結んでいる[2]

Wikipedia-上智大学より

多くの海外へのつながりがあるため留学制度は日本でもかなり上位の方なのではないかと思います。

学部によっては留学をしないと単位がもらえないところもあるようです。

日本の私立大学にしてはキャンパスが狭く、学生数が少ないことで有名ですね。

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入試情報

基本情報

上智大学には指定校推薦のような入試方式を除き、基本的な一般入試は『TEAP利用型』『共通テスト併用型』『共通テスト利用型』の3つがあります。

TEAP利用型

名前の通り英語外部試験のTEAPを使った入試方式です。

TEAPを得点化して、そして、独自試験である『数学』『理科』を合わせて合否を決定する方式です。

理科に関しては物理と化学と生物の中から2つを受験する必要があります。

早慶理工学部を除くと理科2科目が必要となり、英語の要素が入試に入っているのは上智大学だけなのではないかと思います。

理科に関しては、2つの科目を同時に受験する形になっています。

時間は分けられていないので、配分は自由に解くことができます。

配点としては以下の通りです。

科目配点時間
TEAP100点
数学150点90分
理科150点90分

TEAPについての記事も書いているのでそちらも見てみてください。

共通テスト併用型

共通テスト併用型は、以前まであった独自試験のみで決定する方式に代わって出てきた入試方式です。

科目数は『共テ英語』『共テ数学』『共テ理科』『数学』『理科』理科に関しては、物理、化学、生物の中から1科目選ぶ形となっています。

数学と理科に関しては共通テストも独自試験もあるので、どちらもしっかり対策をしておく必要があります。

配点と時間については以下の通りです。

科目配点時間
共テ英語80点
共テ数学60点
共テ理科60点
数学100点90点
理科100点90点

共通テスト利用型

共通テスト利用型は配点以外はどこの大学も同じでしょう。

配点は以下の通りです。

科目配点
共テ英語100点
共テ国語50点
共テ数学200点
共テ理科200点

それでは受かり方について科目別について話していこうと思います。

受かり方

TEAP利用型

こちらに関しては、私のTEAPスコアが約290だったのですが、この場合について話していこうと思います。

数学

数学はかなり難しい問題です。

問題によっては東大や東工大より難しい問題が出題されることがあります。

記述式も入っているので、国立志望の人には優位な形となっています。

大体6割ぐらい取ればよいと思われます。

ばらつきがなくいつでも6割が取れる力が必要となってくるでしょう!!

物理

物理に関しては、微積分が絡んでくる用が問題が多く出題されるような気がします。

難関国立大学の問題に似たような問題が多く出題されるので、国立の過去問も解いておくと優位に働く可能性が高いと思います。

6割ぐらい取りたいところですね。

意外と考えさせる問題も多いのでパターン問題だけを研究するのではなく、新しい問題に触れる時間も増やした方がいいかもしれません!!

化学

化学に関してはTEAP利用型入試が始まってから、かなり変動しているのですが、直近3年ぐらいは同じような方式になっています。

そこまで難しくないので7割ぐらいは欲しいところです。

TEAPの化学は過去問をさかのぼりすぎると意味がなくなる可能性があります!!

共通テスト併用型

共通テストは全体で8割取れたことを想定して作りました。

数学

共通テスト併用型の数学はTEAP利用型よりも難しいと思います。

感覚からすると、多くの大学の(3)が(1)に誘導なしで出題されるようなイメージです。

これはかなり難しいので4割ぐらいでも十分受かる可能性があるのではないかと思います。

難しいので、できなくてもあまり落ち込まないようにしましょう。

物理

物理は文数式をいじるような問題が多く出題されるイメージです。

TEAP利用型とは異なり、微積分が多く出題されるわけではないような気がします。

上智大学理工学部の入試問題の中ではかなり簡単な方なので8割欲しいところですが、7割でも受かることはあると思います。

物理はかなり簡単な年もあるので、そんなときは9割ぐらい取れるようにしておきたいですね!!

共通テスト利用型

共通テスト利用型は90%あれば受かるといわれています。

かなり高いような気はしますが、理系の共通テスト利用型の中では一番高い大学なので、東大理系の人が受験してきたりするのでこのような高い数値になることは仕方がないことですね。

まとめ

いかがでしたか?

上智大学理工学部は結構、国立受験者がおおく併願してきたりするので第一志望とする方はしっかりTEAPも共通テストも受けて、どちらも受かる可能性が高い状態で2つとも受験できるようにすることをお勧めします。

そして、上智大学理工学部を受けるのであれば、東京理科大学も受けることをお勧めします。

ほとんど、受験科目も、レベル感も変わらないのでお勧めです。

また、併願校についても書いている記事もあるので、そちらも見てみてください。

上智大学についても書いてあります。

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興味がある方は見てみてください。

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