【TEAP】英語試験TEAPって結局何?TEAPの使い道から対策まで一気に紹介!

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TEAPって?

英語試験TEAPといえば英検と上智大学が共同で運営している英語試験ですが、そんなTEAPはどういったものなのかということと、試験の対策法について話していこうと思います。

そもそもTEAPというのは以下のようなものです。

TEAP(Test of English for Academic Purposes、ティープ)は、上智大学日本英語検定協会が共同開発した大学入試向けの英語運用能力測定試験である。

Wikipediaより

つまり、高校生の英語の学力を計るために作られたものといっていいしょう。

実はこのように大学入試に特化した英語試験は珍しく、TEAPは4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)をすべて図ることができるため、多くの大学の入試で利用されているのです。

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採用大学一覧と料金体制

ちなみに、TEAPを入試に採用している大学と学部は以下のものが主にあります。

青山学院大学総合文化政策、地球社会共生、文、コミュニティ人間科学
跡見学園女子大学全学部
宇都宮大学国際
浦和大学全学部
江戸川大学全学部
大妻女子大学文、比較文化
お茶の水女子大学文教育(芸術・表現行動を除く)、生活、理
開智国際大学全学部
学習院大学国際社会、法、経済
神奈川大学外国語、経営、人間科学、国際日本
神田外語大学全学部
関東学院大学全学部
共立女子大学全学部
杏林大学外国語
群馬大学全学部
工学院大学全学部
國學院大学文、経済
国士舘大学全学部
駒澤大学全学部(医療健康科学を除く)
産業能率大学全学部
実践女子大学全学部
芝浦工業大学全学部
順天堂大学全学部
城西国際大学経営情報、メディア、国際人文、観光
上智大学全学部
昭和女子大学全学部(生活科学<管理栄養>を除く)
白百合女子大学全学部
聖学院大学全学部
成蹊大学経済、経営、法、文
成城大学文芸
聖心女子大学全学部
清泉女子大学全学部
聖徳大学全学部
聖路加国際大学全学部
専修大学全学部
大正大学全学部
大東文化大学文、経済、外国語、法、国際関係、スポーツ・健康、社会
高崎健康福祉大学全学部
拓殖大学全学部
千葉工業大学全学部
千葉商科大学全学部
千葉大学国際教養、教育、園芸、看護、文、理
中央大学全学部
筑波大学全学群
帝京大学経済、法、文、外国語、教育(教育文化<こども教育コース>除く)、理工、医療技術
帝京平成大学全学部
デジタルハリウッド大学全学部
東海大学全学部
東京音楽大学全学部
東京海洋大学海洋生命、海洋資源環境
東京家政大学人文
東京経済大学全学部
東京工業大学環境・社会理工学院 融合理工学系
東京国際大学全学部
東京女子大学全学部
東京成徳大学国際学部 国際学科
東京大学全科類
東京電機大学全学部(工<第二部>を除く)
東京都市大学全学部
東京都立大学(首都大学東京)人文社会、経済経営、都市環境、システムデザイン
東京理科大学全学部(理<第二部>を除く)
東洋英和女学院大学全学部
東洋学園大学全学部
東洋大学全学部
獨協大学全学部
日本女子大学全学部
日本大学文理、理工、経済
文京学院大学全学部
文教大学情報
法政大学法、文、経済、国際文化、人間環境、現代福祉、キャリアデザイン、スポーツ健康学部、情報、理工、生物
前橋工科大学全学部
武蔵大学全学部
武蔵野大学全学部
武蔵野美術大学造形構想
明海大学全学部(歯を除く)
明治学院大学全学部
明治大学政治経済、商、経営、総合数理国際、国際日本、農
目白大学全学部(保健医療、看護を除く)
立教大学全学部
立正大学経済
麗澤大学全学部
早稲田大学社会科学、文、文化構想、基幹理工、創造理工、先進理工、人間科学
TEAPホームページより

GMARCHや早慶でも多く利用されていて、当たり前ですが、上智大学では全学部利用されていますね。

早慶志望やGMARCH志望の人は滑り止めのことも考えると、とりあえず、受けておいた方がいいのではないかと思ってしまいます。

受験料ですが、15000円となっていて、英検の約二倍ですね。

これが年三回あるので、全部受けようとすると45000円かかってしまいます。

かなり高いですが、これで選択肢が広がることは確かなので、あとは財布と要相談といった感じですね。

対策と勉強法

対策ですが、まず、一日一回長文を読むことです。

これを欠かさずやることで、早く正確に読むことができるようになります。

TEAPは時間との勝負なところがあるので、ここを疎かにすると何のために受験するのかが分からなくなってしまいます。

そして、単語も大事です。

セクション1は単語の穴埋めで、意味を問うものが多いように感じます。

このことから、英検2級から準1級の単語レベルを見につけておくことが意外と大切になってきます。

単語帳のお勧めとしては、『速読英単語(上級編)』です。

この単語帳があればかなりの単語を網羅できます。

おそらくTEAPの大問1では8割以上を得点できると思います。

そして、長文になれて、単語も仕上がってきたら、次は試験慣れです。

TEAPは問題集が豊富にあるので、それを用いて対策を行えば大丈夫でしょう。

使い方としては、すべての問題を本番と同様の時間割で解くことです。

これは入試問題の過去問を解くときと同じですが、時間を体にしみこませるのです。

これが、最後の10点20点を稼いでくれることもあります。

お勧めの対策問題集としては『大学入試合格のためのTEAP実践問題集』と『初めてのTEAP対策問題集』の二つです。

他にも問題集は存在しますが、この二つの問題集のいいところはすべての問題が試験と同様、通しで作られているところです。

これは意外と大切で、上記でも説明した通り、時間の感覚を体にしみこませる必要があり、そのためには、練習の時点で本番と同様の問題を同じ時間で解く必要があります。

そうしたときには必ず、通しで作られている問題集を利用する必要があります。

ということで、上記の二つを私はお勧めします。

他にもお勧めの参考書と勉強法はあるのですが、それはもう一つのページで紹介しているのでそちらも見てみてください。

TEAPの勉強法へはこちら