こんにちは!
今回は、私大入試には欠かせない英語民間試験のTEAPのスコアの目安や平均点について気になっている受験生も多いと思うので、元受験生としてTEAPのスコアについて話させていただきます。
はじめに
TEAPといえば、上智大学と英検を運営している団体が共同で作成している英語の試験です。
主に、大学入試と併用して使えるように、受験生のレベルに合わせた英語の試験のようです。
TEAPおよびTEAP CBTは主に高校生を対象とした大学入試を想定して開発されております。テスト構成は日本における「大学教育レベルにふさわしい英語力」を測るうえで適切な設計となっており、テスト内容はすべて大学教育(留学も含む)で遭遇する場面を考慮して作成されております。難易度の目安としては、英検®準2級〜準1級程度で、日本の高校生の英語を測定するのに最適なレベルとなっております。
https://www.eiken.or.jp/teap/merit/index.html
スコアについて
TEAPのスコアについて話していこうと思います。
スコアの詳細
TEAPのスコアは単純な素点ではないようで、独自の審査基準を設けているようです。
採点時のルールとしては以下のようなものだそうです。
採点基準は、英語教育やテスティングに知見のある外部有識者の意見を取り入れながら作成しました。
採点者候補には、採用前トレーニングと採用テストを課すことで、採点者としての基本的な質を担保できるような運用を行っています。
各受験者の答案は常に2名で採点し、2名の採点結果に大きな差異があった場合は、採点経験が豊富な採点者による再採点が行われます。
採点前や採点期間中に以下のことを行い、各回次の問題に対する採点の質を一定に保っています。
https://www.eiken.or.jp/teap/merit/index.htmlより
– 各回次で実際に出題する問題を使ったトレーニングを全採点者対象に行っています。
– また予め基準となる評点を付与した答案を採点者に採点させ、基準との差異を測ります。
– 予め基準となる評点を付与した答案を全採点者に採点させ、基準との差異が大きい採点者は、その後の採点業務から外します。
– 差異が大きくない場合でも、採点の傾向を分析し、必要に応じてフィードバックを行います。
https://www.eiken.or.jp/teap/merit/index.htmlより
まあ、能書きはこの辺にして、私の実際のスコアについて話していこうと思います。
実際のスコア
私は2020年に第1回から第3回まで受験しているのでそのスコアを表示します。
Reading | Listening | Writing | Speaking | 合計 | |
第1回 | 67 | 53 | 64 | 73 | 257 |
第2回 | 58 | 51 | 70 | 57 | 236 |
第3回 | 77 | 49 | 76 | 89 | 291 |
といった感じです。
もちろん、大学入試では一番良い第3回を利用しました。
これを利用したのは上智大学の入試です。
ちなみに、私の模試の結果と照らし合わせてみたい人は、以下のリンクから見れるようになっています。
他にも、TEAPを利用出る大学はいろいろあるのですが、その紹介は以前の記事を読んでください。
そこでは、TEAPのハイスコアを狙うための使用参考書についても書いてあるのでそちらも見てみてください。
TEAPは試験後に問題を持ち帰ることができず、すべて回収されていしまいます。
このことから、自己採点をすることはできないのですが、スコアと出来具合(感)はかなり一致していました。
私が書いたTEAPの記事は他にもあるのでそちらも見ていただければ情報はかなり細かく乗っていると思います。
平均点について
平均スコアは公開されていません。
しかしながら、私の偏差値とスコアを見比べると、大体全統模試で偏差値50ぐらいを取れる人が240ぐらいのスコアのような気がします。
なので52%ぐらいが平均点となるのではないかと思います。
もちろん、確実ではありませんし、間違っている可能性もあります。
平均点がどんな点数であったとしても、自身が持っている実力を最大限に発揮することの方が大切なので、そのことを忘れないようにしましょう。
それでも、気になるとは思うので、一応目安として書かせていただきました(笑)
ちなみに、ハイスコアを取る方法については下の記事が一番おすすめなので、そちらを読んでいただけるとよいのではないかと思います。
ちなみに、私は、下の記事のことを実践することにより、3回目にスコアアップさせることができました。
まとめ
いかがでしたか?
TEAPは意外と受験生にやさしいように私は感じたので、とてもお勧めです。
もちろん、TEAPを利用するかどうかを今すぐ決定することは難しいでしょうが、受けておけば選択肢が広がることは確かです。
大学生新聞ドットネットでは他にも多くの記事を更新しています。
興味がある方はそちらも読んでみてください。