「夏を制する者は受験を制する」という言葉があるぐらい受験生にとっては大切な夏休みですが、そんな夏休みにどのようなレベルの参考書を終わらせておくべきなのかということを受験を経験した立場から話していこうと思います。
ちなみに私の大学入試の結果は以下のリンクから
はじめに
英語は大学入試の中でも、多くの大学で高い配点を占める重要科目となっています。
そんな英語は最後の最後で伸びずらい科目となっています。
すぐには伸びないので、コツコツやる必要がある科目となっています。
つまり、入試半年前となる夏にどれぐらいまでできるようになるかがとても重要になってきます。
ということで、今回は志望校別の英語の参考書レベルについて話していこうと思います。
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志望校別参考書レベル
早慶

早慶というのは早稲田大学と慶應義塾大学のことを指します。
この二つは一応、日本の私立大学トップとされています。
英語のレベルも学部によって若干差はあるとはいえ、早稲田大学理工学部では日本一難しいといわれていたり、慶應義塾文学部は辞書を持っていても解けないというぐらい難しかったりと、難問が多いので勉強法もとても大切になってきます。
それでは、夏までに終わらせておきたい参考書を紹介していこうと思います。
やっておきたい英長文700


この問題集は河合塾が出版しているとても有名な参考書となっています。
名前の通り1題辺り700文字程度の長文の問題です。
早稲田大学や慶應義塾大学では1000文字を超える問題がいくらでも出てきますが、夏の段階では700ぐらいから慣れる必要があるでしょう。
レベルとしては上智理科大レベルといった感じです。
ポラリス英長文3


こちらも有名ですよね。
『スタディサプリ』でおなじみの関先生が書いたことでも有名で、1,2,3のレベル別になっていて、2ではG-MARCH、3では早慶といった感じになっています。
やっておきたい英語長文700が終わったら、早慶レベルになれるためにポラリス3をやっておくことをお勧めします。
この二つの参考書が終わったら、過去問をガンガンやって演習を積むとよいでしょう。
現役生は特に過去問に早めに触れておくことが大切!!
G-MARCH SMART

G-MARCHとは『学習院、明治、青学、立教、中央、法政』のことであり、SMARTというのは『上智、明治、青学、立教、東京理科大』のことを指している大学群です。
難関大であることは間違いなく、近年では軟化傾向が続いている大学学部も存在します。
そんな、G-MARCH,SMARTの夏休みに終わらせたい参考書は以下の通りです。
やっておきたい長文500


こちらは先ほど、早慶の時に紹介した700の一段階レベルが下がったものになります。
レベルが下がったとは言え、とても難しいです。
最初のほうは日本語を読んでも難しいと感じることも少なくないでしょう。
しかし、本番レベルになれるために、そして、10月以降に過去問に入るためには夏休み中に頑張って終わらせてみることをお勧めします。
きっと、あなたのレベルを上げてくれるはずです。
ポラリス2


こちらも、早慶のレベルの問題集の一段階下がったものですが、決してやさしい問題集ではありません。
英語が得意という人ですら、つまずき、挫折することすらあるという問題集なので心してかかるようにしてください。
しかし、解説はとても丁寧で、和訳もしっかりしています。
何度も解きなおしすることに価値を見出すことができる参考書となっています。
やることを強くお勧めします。
二つともとても難易度が高い問題集、参考書だから、英語だけの夏休みにならないように気を付けて!!
日東駒専

日東駒専は『日大、東洋大、駒沢大、専修大』のことを指す大学群です。
そんな日東駒専ですが、お勧めする参考書としては以下のようなものになります。(医学部は除く)
NEXTSTAGE
この参考書は高校によっては配られることもありますが、とてもいい参考書となっています。
大学入試の穴埋め問題や頻出の構文や熟語がこの1冊で完成してしまうというとてもコスパがいい参考書となっています。
この参考書のレベルができていない段階で、長文に手を出すのは危険であるため、この記事ではこの参考書を強くお勧めします。
頑張れ!!
まとめ
当たり前ですが、大学入試の勉強は人によってとても異なります。
人によって英語が得意であったり不得意であったり。
それでも、ある程度のゴールは見据えて勉強しておくべきでしょう。
この記事があなたの受験勉強の役に少しでも立てれば幸いです。
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