大学の過去問は何年分やればいい?!志望順位別に解説しました!!

入試
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大学入試を受験するうえで最も大切となってくる対策が過去問を解くことです。

過去問を解いて、問題形式を分析するといったことはとても重要となってくることでしょう。

そんな中、

『過去問、過去問、過去問』っていうけど、結局どれだけやればいいの?
そんなにやって意味あるの?
結局何が大切なの?
何年分やればいいの?

という人も多いでしょう。

特に、初めての受験である現役生はこのような疑問を多く持つのではないでしょうか。

ということで、今回は、過去問をどれだけやればいいのかということについて書いていこうと思います。

はじめに

過去問を解くことはとても大切ですが、そもそも、過去問は何を選べばいいのかということについて、少しだけ話しておこうと思います。

まず、現在、大学入試の過去問は市販のものは『赤本』と『青本』と呼ばれているもが主流でしょう。

赤本と青本について少しだけ解説します。

知っている人は飛ばしていただいて構いません。

赤本

『赤本』というのは以下の写真のような見た目をしていて、多くの大学のものがあります。

偏差値50を超える大学の過去問はすべてあるのではないかと思います。

これを書いている人は本によって異なるため、一概に質について話すことはよくないかもしれませんが、解答に関しては、答えだけが書かれていたりすることから、あまり評判がよくなかったりします。

私が知る限り、『東京一工』『旧帝』『早慶』は比較的に、細かく回答が作られていますが、『G-MARCH』の看板学部でない学部は、解答が若干雑なような気がします。

赤本は、教学社から出版されている大学入試の過去問題集です。
現在、371大学601点の赤本があり、全都道府県を網羅した大学入試シリーズはもちろん、難関校過去問シリーズや共通テスト赤本シリーズまで、幅広く発行されています。
大学別赤本の収録年数は大学によって異なりますが、およそ過去3~7年分です。
共通テストの赤本は科目ごとに分かれており、新傾向・新形式に完全対応したオリジナル模試のほか、良問ぞろいのセンター過去問が収録されています。

https://yobiko-guide.net/contents/cat02/akahon-nannenより

青本

『青本』というのは以下の写真のようなものです。

こちらは、大手予備校である駿台予備校の講師が書いているといわれています。

私が読んだ感じでは、『赤本』よりも質は高いものだと思いました。

しかしながら、青本は労力がかかっているだけあって、出版されている大学が少ないことで有名です。

私が知る限り、『東京一工』『旧帝』『早慶』『神戸大学』ぐらいしかなかったと思います。

なので、他の大学を志望する人は『赤本』を買わざるを得ないんですよね。

結論

たぶん青本のほうがいいですね。
赤本しかないなら仕方がないですが、、、

志望順位別

ここからは志望順位別の『過去問は何年分やればいいのか』ということについて話していこうと思います。

第一志望

第一志望の大学については原則10年分やることをお勧めします。

過去問をやる上で大体2年分ぐらいは、大問別の特徴を知ることに使ってしまいます。

そして、もう2年分で時間の感覚が付いてきます。

つまり、慣れるまでに、4年分かかってしまいます。

そこから、練習を積むことを考えると、あと、もう6年分ぐらいは欲しいですよね。

ということで、第一志望であれば、過去問は10年分やることをお勧めします。

私の記憶が正しければ、『東大』が7年分、『東工大』が6年分、『早慶』が6年分、『上智理科大、G-MARCH』が3年分で、それら以下が2年分ぐらいだったと思います。

2年分しか掲載されていない大学の過去問を10年分集めることはかなり厳しいと思うので、その場合はそこまでやることはないと思いますが、早慶以上であれば、予備校に通っていたり、学校に過去問がおいてあれば、十分集められますよね。

第一志望の過去問はなるべくたくさんやって対策をしっかりやっていきましょう!!!

第二志望

第二志望になると6~10年分をやることをお勧めします。

私は第二志望の大学も11年分やりました。

第一志望と志望順位が近い第二志望であれば、第一志望と同じぐらい過去問をやりこむことがベストなのですが、時間との兼ね合いもあると思うので、最低でも、他の受験生がやってくるところぐらいまではやるべきだと思い、『6年分~』という形を取らせていただきました。

早慶を第二志望とするのであれば、6年分はやっておきたいところでしょう。

掲載されている分ぐらいはやりましょう!!

第二志望ぐらいまでは、結構行きたい大学だと思うので、しっかり対策しましょう!!

第三志望

第三志望になりだすと、だんだん時間が足りなくなってきますよね。

そこで、この記事では『4年分~6年分』を推奨していこうと思います。

大学入試では多くの場合、時間との戦いが必要となってきます。

そこで、時間の感覚になれるためにも4年分はやっておきたいです。

そして、余裕があるのであれば、そこに練習を含めて、6年分ぐらいやりたいですね。

この辺から、『滑り止め感』が出てきてしまいますが、対策は必須です!!

第四志望

第四志望であれば『4年分』ぐらいが妥当だと思います。

時間になれることを最も大切なことだと考えて、過去問をやり進めていくことをお勧めします。

そこまでこった対策は必要な意図もいますが、滑り止まらないこともあるので気を付けて!!

それら以下

過去問はやりこむ必要はないと思います。

直前の志望校を選ぶ段階で、過去問に1年分あるいは2年分だけ手を付けるといった形をとるのがいいかもしれませんね。

それでも、何もやらないというのは少しリスクなような気がします。

私もA判定が出ている大学でも過去問はやっておきなさいと予備校の講師から言われました。

ちなみに、私が通っていた予備校は駿台予備校です。

それについて書いた記事もあるので読んでみてください↓↓

ネット上の声

第1志望校の過去問は最低でも5年分手にいれておいて解くようにしましょう。

赤本などだと2年、3年などで区切られている事が多いですが、正直2,3年だと傾向の変化やパターンを理解しにくく、十分な対策にはならないことがほとんどです。

https://daigakujukensenryaku.com/se-058-column30-kakomon/

過去問演習に充てる時間がある場合は、過去10~20年分解くことで、さらに出題傾向が掴めるはずです。
古い型の赤本は本屋や教学社のホームページでは買えないので、古本屋やネット通販などで購入する必要があります。

第二志望以下の過去問は、直近3年分解きましょう。

https://yobiko-guide.net/contents/cat02/akahon-nannenより

要は、何年分を解いたかではなく、赤本も1冊を完璧にしてもらえればと思います!!

武田塾より

国公立大学を受ける人はセンターの出来が非常に大事になってきます。そのため各科目最低10年分解いていると安心でしょう。
一方、私大志望者は国公立大志望者よりセンター試験の重要性が低いため最低5年分ほど解けば十分でしょう。

https://www.studyplus.jp/645?page=2より

まとめ

いかがでしたか?

この記事は、個人が書いているのもであるため、これだけやれば必ず受かるといったものではありません。

一つの目安だと思ってください。

大学生新聞ドットネットでは他にも入試に情報を掲載しているので、そちらの方も見ていただけると嬉しく思います。

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