私大志望だと、大学入試共通テストは基本的にあまり使わないので、どうでもいい扱いを受けることがあったりします。
では、実際のところはどうなのか。
これは、一度は受験していないとわかりませんよね。
ということで、今回は、私大志望の共通テストはどれぐらい取ればいいのか。
また、取れなくてもいいのか、ということについて、志望校別に解説していこうと思います。
私大志望は共通テストはどうでもいい?
まあ、共通テスト利用を受けないのであれば、ぶっちゃけ、どうでもいいでしょう。
しかしながら、合格率の目安にはなるのではないかと思います。
ということで、志望校別にどれぐらい取っておけばいいのかを解説していきます。
早慶志望
早慶であれば、受験で利用する科目は9割ぐらいは欲しいところです。
特に、比較的に難易度が低い理科や社会は9割取れないときつかったりします。
しかしながら、英語や数学は対策をしないと点が取れなかったりするので、取れなくてもあまり気にする必要はないと思います。
ということで、感覚的には全体で8割ぐらい取りたいといった感じですね。
あまり高いようには感じないかもしれません。
共通テスト利用だと日東駒専レベルのように感じてしまうかもしれませんが、対策をしなければこんなもんでしょう。
実際に私も早稲田大学理工学部に合格しましたが、英語7割、数学8割、理科8割ぐらいだったので、全然、低くても可能性はあります。
もちろん、学部によって異なると思います。
早慶の理工学部は英語、数学、理科(2科目)と科目数が多く、それなりに重めの強化なので、あまり点を取らなくてもいいというのもありますし、慶應のSFCや早稲田の教育学部はもうちょっと点が低くても大丈夫だと思うので、もし取れなかったとしても、あまり落ち込み過ぎないようにしましょう。
上智,理科大,G-MARCH
上智、理科大、G-MARCHは少し範囲が広すぎるところもあると思うので、何とも言えませんが、感覚的には7割以上ほしいぐらいの感じだと思います。
上智大学や理科大で共通テスト併用型のような入試形態をとっている受験をするのであれば、もう少し欲しいと思います。
上智大学についての細かいことは、ほかの記事で書いているので、興味がある方はそちらも読んでみてください↓↓
まあ、まったく受験に関係ないのであれば、下手すると6割でも受かるかもしれません。
一応、根拠があります。
私は現役の時にセンター試験で受験に必要な科目が7割ぐらいだったのですが、それでも青山学院大学は合格しています。
センター試験は共通テストよりも平均点が1割ぐらい高くつくられているそうです。
なので、おそらく6割でも大丈夫だと思いますが、一応、7割と言っておきます(笑)
日東駒専
日東駒専では基本的には、5割から6割あればいいと思います。
日東駒専であれば、共通テスト利用でも7割で受かったりします。(昨年では)
なので、実際に一般入試では5割~6割あればいいでしょう。
特に、対策をしないと英語は絶対に点が取れません。
私大入試とは大きく異なるので、対策不足で点が取れなかったとしてもあまり気にし過ぎないようにしましょう。
本当に点が取りにくいので、間違っても、自信喪失して、受験しないなんてことがないようにしましょう。
受ければ意外と受かったなんてことも起こりうります。
ちなみに、これらの話は医学部は抜いているので、気を付けてください。
大東亜帝国
大東亜帝国であれば、5割ぐらいでも十分だと思います。
これらの学校になると、結構ばらつきが激しかったりするので、国学院とかはG-MARCHを超える可能性もあります。
なので、必ず5割あれば安心というわけではないのですが、それでも、ざっくり、これぐらいあれば可能性はあるのではないかと思います。
とりあえず、確実に言えることは共通テストは気にし過ぎないことですね。
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私大の共通テストの点数まとめ
いかがでしょうか。
もちろん、確実なんてものは存在しません。
共通テストで9割取れていても、落ちる可能性はあるでしょう。
しかしながら、私大の一般入試に関しては、一貫していえることは、
『共通テストは気にし過ぎない』
ということだと思います。
私大の一般入試と大学入試共通テストは全く異なるので、できてもできなくても一喜一憂し過ぎずに、頑張り続けるしかないでしょう。
私大志望の人は、共通テストが終わってからが勝負です。
ここからやるべきことはたくさんあるので、頑張ってください。
ちなみに、共通テストが終わってから、気持ちを切り替えられてない人向けの記事も書いているので、興味がある方はそちらも読んでみてください↓↓
大学生新聞ドットネットでは他にも多くの記事を更新しています。
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