共通テスト問題集といえば、Z会や駿台が題しているものがありますが、その中でも有名なのが河合塾の共通テスト問題集でしょう。
ということで、今回は河合塾の共通テスト問題集の難易度や本番との問題傾向の違いについて細かく解説していこうと思います。
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河合塾の共通テスト問題集はどうなの?
河合塾といえば、駿台予備校と並び日本で一番有名な塾ですよね。
そんな河合塾も共通テストの問題集を発売しています。
こんな表紙のものです。

能書きはこの辺にして、そろそろ、本題に入っていこうと思います。
利用者の科目別の感想も含まれているので、読んでいただけると幸いです。
河合塾の共通テスト問題集 難易度はどうなの?
難易度的にはそこまで高いとは感じませんでした。
むしろ、簡単すぎるぐらいです。
しかしながら、共通テスト模試よりは簡単だとは思います。
なので、共通テストに慣れていない人はこの問題集から始めることをお勧めします。
それでは、科目別に話していこうと思います。
英語リーディング
共通テストのリーディングはセンター試験よりも癖が強いです。
はっきり言って、ぶっつけ本番では、失敗してしまうでしょう。
ということは、必ず、練習をしなくてはなりません。
そんな中、難しめの問題集から手を出すと悲惨な結果になるうえに、難しいということは、本番よりも少しだけ癖があったりするものです。
そんな問題から手を出すと対策に偏りができてしまうかもしれません。
ということで、この、河合塾の問題集から始めることをお勧めします。
この河合塾の問題集では8割取れていた人でも、本番では7割になってしまうなんてこともあったりします。
なので、直前にやることは避けた方がいいかもしれませんね。
数学ⅠA
数学ⅠAに関しましても、同様のことが言えます。
はっきり言って簡単です。
しかしながら、さすがは河合塾です。
しっかりと、共通テストの特徴を得ています。
共通テストの特徴を理解しながら、練習するには適した難易度といえると思います。
私の感覚的には本番よりも5点ほど高くなるような気がしました。
もちろん、人によるとは思うので何とも言えませんが、実際に共通テストを受験した周りの人たちも河合塾の問題集よりも本番では数点下がったといった声が多くなっていたように感じます。
実際に河合塾の問題集で9割取れていた人が本番では85%になっていました。
なので、本番直前にやるのは危険かもしれませんが、1か月前までにやるのはいいのではないかと思います。
数学ⅡB
共通テストの数学ⅡBは、センター試験よりは簡単だといわれています。
そして、数学ⅠAとは異なり、大きな傾向の変化はなかったこともあり、センター試験での対策も可能になっています。
とはいっても、共通テストの練習はやっておいた方がいいでしょう。
ということで、河合塾のこの問題集は、とてもおすすめですが、必ずではなく、センター試験を3年分ぐらいやってから、この問題集で腕試しをするぐらいの方がいいと思います。
最後の調整ぐらいに利用することをお勧めいします。
理科
『理科』といっても、共通テストは理科基礎を含めると以下の8つがあります。
ということで、これらをすべてまとめて話すことはとても困難なのですが、少しだけ、共通テストの傾向も含めて話させていただきたいと思います。
興津テストの理科、理科基礎は、少し癖があります。
以前のセンター試験では、単純に問題が簡単で時間的にも余裕があるだけの問題だったのですが、この共通テストは異なります。
しっかり順を追って問題を解いていかないと解けないようになっています。
傾向に合わせた対策をすることもそんなに簡単なことではありません。
ということで、この河合塾が出している問題集をやってみるのもいいのではないでしょうか。
全体的なお話
すべての科目をやったわけではないので、すべてにおいてはわかりませんが、少なからず、私のやった科目の話だけをいたしますと、かなり、効率的な学習のできる問題集だと思います。
先ほども述べましたが、共通テストというのはとても強い癖を持っています。
たとえ、東京大学に余裕で合格する人であっても、対策なしでは9割を取ることは難しいでしょう。
実際に、早慶の共通テスト利用入試は9割ちょいぐらいが合格最低割合です。
日本最難関の共通テスト利用の入試がそんなもんなのです。そんなに簡単ではないということがわかっていただけたと思います。
ということで、河合塾の問題集を最初にやってみることを強くお勧めします。
河合塾の共通テスト問題集はどの科目がある?
河合塾は、ほとんどの科目の対策問題集を出しています。
各科目のAmazonでの検索結果のリンクを以下にまとめておきます。
一応、すべての科目の検索用リンクを載せておきましたので、調べてみてください。
発売時期の違いにより、以前、存在しなかった科目の問題集が現在では存在していることもあります。
なるべく、定期的に覗いてみてください。
利用者の声
河合塾の共通テスト総合問題集数IIBとセンター日本史買ったぞ👊
— AJ (@Un83197KrX) December 3, 2021
河合塾共通テスト問題集国語
— 京ちゃん (@takuronin_jp) January 8, 2022
第1回 175/200 平均104.5
第2回 177/200 平均102.9
第3回 167/200 平均102.6
第4回 164/200 平均119.7
第5回 189/200 平均109.3
参考
共通テスト本2021
得点 181/200 平均117.51 ss70.6
【2022年の共通テスト感想】
— りゅうのすけ@大学受験サポーター (@dokugaku_zemi) January 17, 2022
大手予備校で「数学の難化」という発表がありましたね。数学・英語は共通テストの独特な問題に慣れる対策が必須です。高1生・ 高2生で対策を始めたいなら、河合塾の『共通テスト総合問題集』シリーズがオススメです。最も入門に適したレベル感と解説です。#共通テスト pic.twitter.com/tBhGLDazco
まとめ
いかがでしたか?
かなり細かい話もさせていいただきましたが、全体的に言えることは、河合塾が出している共通テスト対策問題集は、難易度が低めに作られているということです。
つまり、問題集では9割や8割取れていたという人でも、本番では7割や6割になってしまうことは十分あり得るということです。
ということで、河合塾の共通テスト問題集を購入して、すでにやっている方は自分の力を過信し過ぎないようにする必要はあるでしょう。
また、河合塾が出している問題集以外にも共通テスト対策の問題集は多く掲載しているので、興味がある方はそちらも読んでみてください。
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