はじめに
河合塾の第一回全統模試はとても有名で多くの学校が受験を強制している模試でもあります。
そのため、多くのデータや正確な志望校判定がされているといわれています。
しかし、受験生からしたら、結局どれぐらいの偏差値を取ればいいのかというのはわからないと思います。
ということで、今回は私の感覚ではありますが、どれぐらいの偏差値を取ればいいのかということについて志望校別で話していこうと思います。
志望校別偏差値
今回は、以下の4つの大学群について解説していこうと思います。
- G-MARCH 関関立
- 上智理科大同志社
- 早慶
- 東京一工
それでは早速行きましょう。
G-MARCH 関関立
もし、GMARCHを志望するのであれば、偏差値は50は欲しいところです。
『えっ、たった偏差値50? 平均じゃん』と思う方も多いと思いますが、全統模試を受ける時点で、ある程度の学力は保証されているといっても過言ではありません。
このことから、ひとえに偏差値50といっても、母数により難易度は変わってきてしまいます。
もちろん、判定としてはいい判定は出ないでしょうが、第一回です。
まだまだ、逆襲可能です。
特に現役生であれば、この後に、偏差値は10ぐらい挙げることは簡単です。
とりあえず、50を必ず取るつもりで頑張ってみてはいかがでしょうか。
上智理科大同志社
上智大学、東京理科大学、同志社大学を志望している方は偏差値55は欲しいところです。
これも、GMARCH同様、いい判定は出ませんが、これからの頑張り次第でひっくり返せます。
上智理科大同志社大学は英語、数学、理科一科目だけで受験できる私大の中では最難関レベルでしょう。
そんな中で、合格を勝ち取るためには、ある程度の偏差値が必要となってくることは当たり前でしょう。
しかし、そんなにビビることはありません。
偏差値55といえば上位30.85%といわれています。
もちろん、全統模試を受けているという強い制約を受けますが、それでも、決して不可能な偏差値ではないでしょう。
早慶
早慶を目指すのであれば偏差値60は欲しいですね。
早慶は理系であれば英語、数学、理科2科目といった受験科目なので、やることも多く、決してたやすいことではないでしょう。
それでも、全統模試なら偏差値60は欲しいところです。
どうしてかというと、これは私の主観ですが、偏差値60未満であれば理科のうち1つは捨てても何とかなったりしてしまいます。
そこで、2科目とも、しっかり点を取らなくてはならない早慶であれば偏差値60ぐらいは欲しいところです。
しかし、理科に気を取られて数学英語が厳しくなるわけにもいきません。
そこで、まず、学校で習ったこと以外に手を出す場合は英語数学を重点的にやることをお勧めします。
この2科目で偏差値60を超えることをまずは、めざしましょう。
これができないと、合格は難しいのでしょう。
ちなみに、私の模試の結果は以下のリンクから見れるようになっています。
東京一工
東京一工というのは、東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学のことを指します。
もちろん、国立大学です。これらの大学を志望している人は目標偏差値を65とするのがいいと思います。
早慶や、上智理科大と比べてかなり高いように感じる人も多いと思います。
これはなぜかというと、国公立大学は私立大学に比べて偏差値が低く出がちなのです。というのも、併願ができないため、滑り止めで受験する人が少なく、多くの人は第一志望として過去問演習をしっかりとこなしたうえで受験してきます。
このことにより、模試での偏差値は低くても、入試の難易度は高くなるといった現象が起こってしまうのです。
そして、これらの大学を志望している人は、全統模試は見送る可能性が十分にあります。
というのも、全統模試と駿台全国模試を比較すれば、駿台全国模試のほうが難易度も高く、受験者のレベルも高いので判定や偏差値が正確に出やすいからです。(東京一工を受験する人にとって)
なので、偏差値65を目標にしていく必要があるのです。
駿台全国模試と全統模試の比較は他の記事でもしているので興味がある方はそちらも読んでみてください。
まとめ
いかがでしょうか。
それぞれの合格への道のりは人によって違いますが、そう簡単ではないはずです。
頑張りましょう。
受験情報は以下のリンクから見れるようになっています。