早稲田大学といえば、私立大学の最難関といってもいいでしょう。
そんな早稲田大学の学部別の特徴について書いていこうと思います。
この記事では、
学部別特徴→学部別入試難易度→早稲田大学について
といった順番で書いていこうと思います。
学部別の特徴
理系から書いて、その後文系に移っていこうと思います。
理系
早稲田大学のうち、理系の学部とされているものは4つあります。(先進理工、基幹理工、創造理工は理工学部としてまとめさせていただきます)
理工学部、教育学部理系、人間科学部、スポーツ科学部
が理系とカウントされます。
理工学部
上でも述べたように理工学部は先進理工学部、創造理工学部、基幹理工学部の3つからなっています。
違う学部のようにも見えますが、理工学部の中の分類であり、キャンパスも同じであり、入試問題も日程も同じであることから、基本的にはあまり区別はされません。
ソニーの創業者である井深大が出身者としては有名ですね。
キャンパスは、西早稲田キャンパスと呼ばれる、副都心線西早稲田駅直通のキャンパスであり、私立大学には珍しく、文系よりも駅が近いキャンパスを理工学部が利用しています。
もちろん、キャンパスは、東京都新宿区にあります。
先進理工学部は、電気、電子、生命、物理、化学のような、いわゆる理科の科目の細かい学問を行う学部です。
創造理工学部は、機械、経営、建築、環境、資源、といった、理工学を利用した社会の目に触れやすいことを行う学部です。
基幹理工学部は、数学、情報、通信、といった、どちらかというと数学系の学部となっています。
先進理工学部と創造理工学部は入試の段階でどこの学科に進むかが決められています。
そのため、入試の段階で、やりたいことが定まっている人には慶應義塾大学よりも早稲田大学に入学する人が多いでしょう。
基幹理工学部は、大きく3つの学系と呼ばれる枠組みに分けられて、進級するときにどの学科に進むかが分かれます。
しかしながら、数学、情報、通信の分野であることは決定しているため、そこまで困ることはないようです。
早稲田大学の理工学部は歴史が深く、多くの企業への推薦を持っているようなので、興味がある方は目指してみてはいかがでしょうか。
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教育学部理系
教育学部の理系は数学科、理学科があります。
教育学部の理系は、理系としては唯一の早稲田キャンパスの学部です。
早稲田キャンパスは早稲田駅から徒歩2分から5分程度の場所にあります。
西早稲田キャンパスと比較すると綺麗ですね(笑)
教育学部は、早稲田大学の中でも比較的に入りやすい学部となっています。
都心に近いキャンパスなのに、理科が1科目で受験できるのは、教育学部の理系だけでしょう。
人間科学部
人科と呼ばれていたりします。
キャンパスは、所沢キャンパスであり、都心から離れていて、人気があるとは言いにくい学部となっています。
慶應で言うと、SFCにあたる学部がこれだといわれています。
入試科目は、教育学部と同様であり、理科が一科目の学部となっているので、どうしても早稲田大学に行きたいという人に人気のようです。
スポーツ科学部
スポーツ科学部はスポ科と略されることが多いですね。
こちらも、キャンパスは所沢キャンパスであり、人間科学部と同じキャンパスとなっています。
あまりよく知らないので、情報はこの程度になります(笑)
文系
文系には、看板学部である、政治経済学部をはじめ、法学部、国際教養学部、社会科学部、文学部、文化構想学部、教育学部などがあります。
政治経済学部
政経ですね。
ドワンゴの夏野剛士さんやコメンテーターの橋本徹さんの出身校であり、テレビやネット上での有識者を多く輩出している学部ですね。
早稲田の看板学部でしょう。
2021年から、数学を強制的に入試科目に入れたことで話題になりましたね。
キャンパスは、早稲田キャンパスであり、3号館を使用しています。
看板学部だけあり、とてもきれいな建物を使用しています。
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早稲田大学の文系の中でも優秀な人が多い学部となっています。
この学部は、慶應の経済学部を考慮しても日本の私立文系のトップといわれています。
法学部
政経と比べると少し見劣りしてしまいますが、それでも早稲田大学の中でも結構いいポジションにあります。
出身者は北村晴男弁護士が有名ですね。
早稲田キャンパスにあり、多くの学生が法学サークルに所属して、そこから試験の過去問をもらうという文化があるようです。
政経の次に人気であり、偏差値が高い学部だといわれています。
慶應義塾大学の法学部と比較されることが多いようですが、慶應の法学部のほうが人気は高いようです。
社会科学部
社学と呼ばれていたりします。
早稲田大学の中でも結構、忙しくないほうの学部のようです。
上記の文系学部(政経、法)と比べると、ゆとりがあるようです。
ミュージシャンである小室哲哉さんの出身がここですね。
入試難易度は、政経、法と比較すると少し落ちるようですが、それでも私大の中ではかなり難関のようです。
キャンパスは早稲田キャンパスであり、私の感覚的には、政経と比べると少し歴史があり、汚れているイメージです。
商学部
商学部は、難易度的には、そこまで高くはないのですが、人気の学部です。
キャンパスもきれいであり、自由な人が多いといわれています。
慶應義塾大学の商学部とよく比較されていますね。
昔、入試漏洩事件を起こして話題となりましたね。
竹下登さんや森喜朗さんが出身者として有名ですね。
総理大臣が比較的多い気がします(笑)
国際教養学部
なんか最近人気ですよね。
設置されたのは2004年(大学受験パスナビより)であり、歴史は浅いのですが、最近の国際ブームにより偏差値が上がっているようです。
あまりよく知らないのですが、入試は英語が難しいようです。
キャンパスは早稲田キャンパスです。
文学部
早稲田大学の文学部はあまり勉強する人が昔は少なかったらしく、訳の分からない小説とかを書いている人が多かったようです。(野坂昭如さんの発言より)
出身者は作家の野坂昭如さんや田原総一朗さんが有名ですね。
私の記憶だと、入学式には作家の村上春樹さんが来たようです。
村上春樹さんも早稲田大学出身者ですからね。
キャンパスは戸山キャンパスです。
文化構想学部
文学部と同じ戸山キャンパスにあり、いまいち、文学部と何が違うのか筆者はわかっていません。
あまりよく知らないのですが、文学部と併願する人が多い学部のようです。
教育学部文系
教育学部の文系は、早稲田キャンパスにあります。
こちらは、理系の教育学部と同じキャンパスを使っているので、一つの学部に理系と文系が並ぶ珍しい学部でしょう。
学部別難易度
これは私の主観がかなり入っていますが、イメージとしてはこんな感じです↓↓
私の感覚では難易度的には、理系で理科が2科目あり、東大の滑り止めとして利用されやすい理工学部が一番でしょう。
他の理系は正直言ってよくわかりません(笑)
まとめ
いかがでしょうか。
一口に早稲田大学といってもとても多くの学部があり、それぞれが違うことをやっています。
理系であり、理工学系に進みたいと思っている方は、早慶の理工学部しか受けられないでしょうが、文系で、学部はどこでもいいと思っている人は、結構選択肢があることが分かると思います。
しかしながら、少しは調べてから学部を選ばないと進学してからエライ目にあう可能性があるので気をつけましょう。
この記事は、あくまで個人が書いた記事であるため、間違っている可能性があること考慮したうえで理解してください。
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