通信教育といえば、進研ゼミ、Z会の通信教育、スマイルゼミの3つが思いつく人が多いのではないかと思います。
ということで、今回は、それら3つの比較とお子さんのタイプ別に紹介していこうと思います!
進研ゼミvsZ会vsスマイルゼミの比較
進研ゼミ
月額
約3500円
おすすめ度
★★★★★
幅広いレベルに対応
利用者:多
Z会の通信教育
月額
約6000円
おすすめ度
★★★★★
レベル高め
利用者:中
スマイルゼミ
月額
約3000円
おすすめ度
★★★☆☆
幅広いレベルに対応
利用者:中
それでは本題に入っていきましょう!
進研ゼミについて
進研ゼミはベネッセが運営している通信教育となっています。
大手が運営しているだけあってかなり、しっかりとしていて、また、多くの生徒が受講していることから、あまり勉強が得意でない人でもついていきやすく、得意な人でも得るものがあるように工夫されて作られているところも特徴です。
進研ゼミの特徴
多くの小学生が利用していることから、莫大なデータを保有しています。
そのようなデータをもとに、どういったことにより、生徒がやる気になるのかをしっかりと熟知しているので、進研ゼミのおかげで勉強好きになる生徒さんもいたりします。
こんな子供におすすめ!①
多くの小学生が利用しているため、友達と一緒に同じテキストで学習をすることができたりします。
なので、学校で友達が多く、たくさんコミュニケーションをとるお子さんにはとてもおすすめの通信教材となっています。
こんな子供におすすめ!②
また、勉強に興味が出るような好奇心を刺激するコンテンツも多く含まれています。
小学生は勉強が嫌いな子が多いでしょう(笑)
なので、このようなコンテンツが多いのは子供としても勉強のモチベーションが上がるため、苦なく学習を進めることができます。
料金やコースは?
現在、進研ゼミには、タブレットのコースと紙をベースとしたコースがあります。
もちろん、どちらがいいかは人それぞれなので、お子さんの生活をご覧になって決めていただければよいかと思います。
『どちらのコースがおすすめなのか』また、『正確な料金』などが気になる方は資料請求をしてみてください。
Z会の通信教育について
Z会といえば、言わずと知れた、有名参考書や問題集を出版している会社ですよね。
そんな、Z会が出している小学生向けの通信教材です。
Z会の通信教育の特徴
他の教材と比べると、少しレベルが高いことが特徴です。
私が小学生のころから、塾に通わず異常に勉強ができる子供は、だいたい、Z会をやっていました。
こんな子供におすすめ!①
学校の勉強ではもの足らず、どんどん前へ進めていきたいお子さんにはおすすめです。
進研ゼミを紹介したときに『小学生は勉強が嫌い』と書きましたが、そうでないお子さんもいます。
『好奇心が強くどんどん次に行きたい!』といったタイプのお子さんにはお勧めです。
こんな子供におすすめ!②
これから、トップ校に行きたいと考えているお子さんにもおすすめです。
レベルが高く、今後の思考力を付けるような教材となっています。
コースや料金について
Z会にも多くのコースがあります。
科目やレベルについてのコースの違いもあったりするので、資料請求して調べてください!
スマイルゼミについて
スマイルゼミといえば、最近、広告で見かける人も多いのではないかと思います。
知名度はそこまでないかもしれないのですが、そんなスマイルゼミもとてもしっかりとした教材となっています。
スマイルゼミの特徴
スマイルゼミはタブレットを中心に学習する教材となっています。
自動採点機能というものがあり、即座にどれぐらいできているのかを確かめることができます。
こんな子供におすすめ!①
幅広い生徒に受け入れられているため、得意科目と不得意科目が多いお子さんにはおすすめの教材となっています。
自動採点により、どこが苦手なのかもすぐにわかり、つぶすことができます。
こんな子供におすすめ!②
自分だけで、コツコツやれるお子さんにはおすすめです。
機能としては、優れているのですが、利用者が少ないことから、あまり、友達と切磋琢磨はしにくいですが、余計なことに惑わされず、勉強は勉強として切り替えができるお子さんにはとてもおすすめできるものとなっています。
コースや料金について
スマイルゼミにもいろいろな料金体制があり、ここでは説明することは省略させていただきます。
一応、ざっくりと平均すると月額3000円ぐらいだそうですが、科目数や長さによって大きく異なってきますので、正確なことは資料請求をしてみてください。
小学生の通信教育
それでは、そもそも、小学生と通信教育の相性はいいのかどうかという議論があると思うので、少しそれについて触れておこうと思います。
学年別の相性
一口に小学生といっても、6年間あり、大人の6年間とは異なり、著しい成長をする時期となっているので、学年によって感じることや考えることは大きく異なってくるということは少し頭に入れておいてください。
ということで、学年別に紹介していこうと思います。
小学1年生と通信教育
1年生だと初めて学校というものに通い始めて、学校の授業というものに初めて触れて、人によっては、同じ年代の友達と数十人単位で関係を持つ初めての場所になるのではないかと思います。
1年生に勉強させるために
小額1年生には絶対に勉強を押し付けてはいけません。
私自身、毎日のように宿題や音読をチェックされてやらされているうちに勉強は最も嫌いなものになりました。
高校に上がるまでこれを引きずってしまったので、このような押し付けは悪影響でしかありません。
なので、なるべく軽めの通信教育をお勧めします。
1年生には進研ゼミがおすすめ
小学校一年生から始めるのであれば、進研ゼミをおすすめします。
友達もたくさんやっていますし、お子さんを楽しませるためのコンテンツが多く入っているので、友達と情報を共有しながら、勉強を進めることができます。
小学2年生と通信教育
二年生になると学校に慣れ始めるとは思うのですが、困ったことに、学校での勉強量が一年生と比べて急に増えます。
算数も国語もかなり難しくなるので、ついていけなくなりやすい学年だったりします。
小学2年生に勉強させるために
難しくなったとは言え、小学2年生であれば、そこまで難しいものではありません。
やる気になりさえすれば、そこまで追いつくこともそこまで大変ではありません。
習慣的に勉強させることが重要になってきます。
進研ゼミとスマイルゼミがおすすめ
だんだん脳も発達し始めるので、タブレットで学習を始めても良い頃でしょう。
もちろん、お子さんの正確にもよりますが、紙で学習をするだけだとつまらなく感じてしまうこともありますので、タブレットで気軽に勉強できるものがおすすめとなってきます。
小学3年生と通信教育
小学3年生になると理科と社会が始まります。これが結構、うっとうしい科目となります。
これまでは、何もなくてもついていけたのに、科目も増えて学習量も増えることにより、つらく感じるお子さんが増えてくる学年でしょう。
小学3年生に勉強させるために
小学3年生に勉強させるためには、まず、優等生の雰囲気を感じさせることです。
そろそろ、プライドや恥のようなものを感じ始めるので、ここで少しだけ他のお子さんよりも習得度が高い科目を作ってあげると、あとは勝手に勉強してくれます。
進研ゼミとスマイルゼミがおすすめ
得意科目を作るためには、ある程度の学習量が必要です。
進研ゼミやスマイルゼミをしっかりこなしていれば、ほかの子供よりも得意な科目を作ることが簡単になるので、こちらをやらせて、得意科目を作ってあげましょう。
小学4年生と通信教育
小学4年生は実は3年生と学習量は大きく変わらないといわれています。
もちろん学年は上がり、難しくはなるのですが、これまでのような学習量の増加はありません。
小学4年生に勉強させるために
先ほども書いたように小学4年生では学習量は横ばいであるため、ここで急に躓くお子さんは少ないかと思われます。
もし、躓いているとしたら、3年生ぐらいから躓いていると思われますので、そちらの復習から始めてあげるといいかもしれません。
学力の二極化が始まります
得意な子はどんどん勉強を進めていき、苦手な子は、学校すらついていけなくなります。
二極化が始まり始めて、ここで躓くと今後がかなり厳しいものとなってきます。
勉強が得意な子にはどんどん進めさせてあげましょう。
逆に苦手な子には基礎的なところからやらせてあげる必要があります。
まずは、苦手な子におすすめの通信教育を紹介し、そのあと、得意な子におすすめの通信教育を紹介します。
苦手な子には進研ゼミがおすすめ
苦手な子には、進研ゼミがおすすめです。進研ゼミの資料請求をしてみていただけるとわかることなのですが、あまり勉強が得意でない子供にも、しっかりと教え、勉強を面白く思ってもらうための情報が多く入っています。
多くのお子さんが利用していることもあり、コンテンツも充実しているので、勉強が苦手なお子さんにはおすすめです。
得意な子にはZ会の通信教育がおすすめ
Z会の通信教育はレベルが高いという噂を聞いたことが多いのではないかと思います。
私の弟の友人で塾にほとんど行かずに超難関の国立中学に受かった人がいるのですが、Z会の通信教育をやっていたようで、このことからも分かるようにZ会のレベルは高いものとなっています。
お子さんが勉強に興味があって、少し得なのであれば、Z会の通信教育をやらせてあげるととても伸びる可能性があります。
まずは、資料請求をして、お子さんと少し相談してみてはいかがでしょうか。
小学5年生と通信教育
小学5年生になると早いお子さんだと反抗期に入り始めます。
もちろん、中学3年生の男子生徒ほど、扱いに困るわけではありませんが、これまでのなんでも言うこと聞いてくれた子供とは変わってきます。
小学5年生に勉強させるために
何かしらの長期的なメリットをインセンティブとして与えてあげることが一番でしょう。
いい学校に行くと生涯賃金が高くなる話や、身体的にな苦労が少なくなる話をしてあげることが良いのではないかと思います。
勉強ができなくても、賢い子供というたくさんいるので、このような話を理解できるお子さんは多いのではないかと思います。
おすすめの通信教育
おすすめの通信教育としては、得意なお子さんには、Z会の通信教育 小学生コース 、苦手なお子さんには、【進研ゼミ小学講座】 をおすすめします。
もちろん、お子さんによって学力も性格も何もかも異なってくるので、これなら確実というものはないのですが、もし、やらせるのであれば、上記の二つがおすすめとなってきます。
小学6年生と通信教育
小学6年生になると中学受験をするお子さんは、すごく勉強ができるようになり、それでマウントを取ってくる輩が増えてきます。
もちろん、そっち側にいれば、現時点では勉強という面では問題はないかもしれませんが、どうせ、その程度の人たちの多くは最終的には大してレベルの高い学校に行かないことが多かったりします。
小学6年生に勉強させるために
どうしても、中学受験をするために親に強引に塾に入れられている生徒にはかなわないでしょう(小学生の時点では)
なので、それになりに勉強できる状態にしておいてあげると中学校以降もプライドを持って勉強してくれると思います。
小学6年生におすすめの通信教育
小学校6年生であれば、進研ゼミをおすすめします。
進研ゼミは中学へのつながりが強くあるため、あまり抵抗なく中学校に入学することができるので、小学6年生から通信教育を始めるのであれば、進研ゼミをおすすめします。
中学に入学するための先取りや小学校の復習も含めて、細かく、かつ、分かりやすいカリキュラムが立てられていたりするので、とても有益だと思います。
無料資料請求ができるので、そちらで情報を得てみてはいかがでしょうか。
小学生の勉強のまとめ
小学生のうちは勉強はできなくても問題はないと思います。
私自身、小学生の時は、クラスで下から数えて5番以内にぐらいにいつもいて、1日1回は起こられていましたが、それでも早稲田大学理工学部ぐらいには入学できました。
他の生徒で中学受験をした人や塾に行っていた人もいましたが、小学生の時は調子よくても最後まで調子いい可能性はそこまで高くなかったりします。
なので、あまり心配せずに、長い目で見てあげましょう。
それぞれの詳しい情報
実は、それぞれの講座に関する詳しい情報のページもあるので、もし、ある特定の通信教育に関して興味が出た場合はそちらも参考にしてみてください。
進研ゼミについて
私自身が進研ゼミをやっていたのは小学1年生から中学2年生か3年生ぐらいだったと思います。
まあ、今回の議題としては進研ゼミの小学講座の話なので、とりあえず、小学校に通っていた間はすべて進研ゼミだけをやっていたので参考にはなるのではないかと思い・・・
Z会の通信教育について
Z会といえば、大手教育出版社といったイメージを持っている人も多いのではないかと思います。
まあ、そんなことはさておき、今回はZ会の通信教育がどのようなもので、お父さんお母さんとしても気になるやっている子供の本音と Z会の通信教育について述べていこうと思い・・・
進研ゼミとZ会の通信教育の比較について
小学生の通信教育といえば、2大トップは間違いなく『進研ゼミ』と『Z会の通信教育』でしょう。
では、どっちがいいのか。
かなかな、難しいですよね。
特に初めてのお子さんとかだと何をやらせてあげればいいのか・・・
まとめ
いかがでしたか?
この記事は2022年6月に書かれたものであり、その時を現在としたものであるため、最終的なことはご自身で資料請求などをして、お調べになってください。
大学生新聞ドットネットでは他にも多くの勉強に関する記事を公開しています。
学生視点でどのような勉強法がいいのか、また、親御様への要望など、細かいことまで、書いているので、興味がある方はそちらも覗いてみてください。