はじめに
駿台全国模試というのをご存知でしょうか。
名前の通り、駿台予備校が運営している全国模試です。
しかし、河合塾やベネッセが運営している模試とは異なるところがあります。
それは難易度です。
ということで、今回は駿台全国模試の難易度と志望校別の偏差値の目安について話していこうと思います。
難易度
難易度はとても高いです。
範囲は河合塾の模試と変わりませんが、かなり深いところまで出題してきます。
ざっくりいうと、英語、数学は早慶レベル、理科は上智理科大レベルといっていいでしょう。
平均点はいつもばらつきますが、大体4割ぐらいになります。
しかし、母集団がとてもレベルが高いことで有名なので、受けている生徒の学校は開成やラサール、灘のような難関大に合格することが当たり前といった高校が多いのです。
志望校別目安
東京一工
東京一工というのは『東大、京大、一橋、東工大』の4校のことです。
これらの学校のボーダーライン(ここではC判定)は55~60といったところです。(医学部は除く)
これだけを聞くと結構簡単に取れそうだなと思ってしまうかもしれませんが、先ほども述べたように母集団のレベルがとても高いんです。
このことから、55~60を取ることすらかなり厳しいということが分かってくれると思います。
しかし、現役生であればどうしても浪人生には第一回の段階ではかないません。
なので、52~55でもその後の頑張り次第であれば十分可能性はあるのではないかと思います。
得点にすると、ざっくり6割といった感じですかね。
早慶
これらの学校のボーダーライン(ここではC判定)は55~58といったところです。(医学部は除く)
東京一工と変わらねえじゃんと思う方も多いかと思いますが、基本的に、私大は偏差値が実際よりも高く出る傾向があるので、決して、東京一工と同じ難易度であるというわけではないでしょう。
筆者も、駿台全国模試を受けましたが、その時の判定は『東工大C 早稲田D 慶應D』でしたが、実際の結果は『東工大 不合格、早稲田 合格、慶應 補欠』といった結果になったので、この意見が正しいことは証明できたのではないかと思います(笑)
ちなみに、私の受験大学とその結果は以下のリンクから見れるようになっています。
まあ、寄り道はこの辺にして、第一回ではどれぐらいの偏差値を取ればいいのかということについて話していこうと思います。
おそらく、50~54あれば十分合格を目指せるのではないかと思います。
もちろん簡単ではありません。
しかし、これを目指して勉強してみてください。
得点にすると5割~6割といった感じですかね。
上智理科大
上智理科大はボーダーラインは50~55ぐらいです。
これも、私大であるため、少し下がると考えてもいいかもしれませんが、大体こんな感じです。
東京一工や早慶と大きく異なるのは科目数です。
理科が1科目でいいことを考えると、偏差値は現時点では47~50あれば十分合格を目指せるのではないかと思います。
というのも、理科2科目を一気に偏差値を挙げるよりも、教科数は減ったほうが、偏差値を挙げることが簡単だからです。
とりあえず、それぐらいの偏差値を目指して、早めに、勝負する科目を決めたほうがいいかもしれませんね。
得点にすると5割ぐらいですかね。
G-MARCH
大体ボーダーラインは偏差値45から52ぐらいでしょう。
ここら辺に来ると駿台全国模試では50を切り出します。
決して低いわけではなく、駿台全国模試の母集団のレベルが高すぎるだけなのです。
G-MARCHは上智理科大と同様に、科目数が少なくてもいいので、おそらく、第一回では偏差値43~45あれば十分合格を狙える位置にいると考えてもいいのではないかと思います。
しかし、ここで注意しておくべきことがあります。
それが、G-MARCHの幅です。
一口にG-MARCHといっても上から下まで、かなりの偏差値差があります。
このことを考慮して、偏差値を考える必要があると思います。
得点にすると4割ぐらいですかね。
まとめ
いかがでしたか?
私の模試の結果は以下のリンクから見れるようになっています。