実業家で、現在ではロケットを作る会社も運営しているホリエモンこと堀江貴文氏がアメリカの大手IT企業であるGAFAのすごさとそれぞれの会社の特徴を解説していました。
ということで、この記事では、堀江さんが解説しているGAFAの特徴と成功の理由を簡単に動画とともにまとめました。
それでは早速行きましょう。
GAFA
一応、書いておきますが、GAFAというのは『Google』『amazon』『Facebook』『apple』を指している企業群のようなものです。
Googleの話は初期の検索エンジンについて、かなり細かく話していました。
PCを大量に買いサーバーの台数を増やすことにより検索機能を向上させたところがすごかったようです。
そして、現在、大学生新聞ドットネットでも収益のために利用しているアドセンスのような広告の受発注を2000年代初頭に自動化したようです。
これにより広告代理業務を大幅に減らすことができたようです。
広告代理店として有名な日本企業の電通が行っている仕事をオンラインで自動でできるようにしたのですから、すごい話ですよね。
そして、現在のGoogleが行っている業務は広告事業がメインでことについても触れていました。
ちなみに、堀江さんは、サイバーエージェントと共に『あるあるネット』というサイトを作っていたようで、うまくいかなかった理由についても触れています。
当時、GoogleはPCを大量に購入したとはいえ、モニターやキーボードのような人のためのものはいらなかったため、1台当たりの値段を安く抑えて多くのPCを購入することができたようです。
それに対して、堀江さんはモニターのような部品も含めて発注していたのでかなり高値で購入しなくてはならなくなってしまったようです。
amazon
amazonは少量多品種である本の販売から始めたことが一番良かったようです。
国土の広いアメリカでは、田舎の書店まですべての本がいきわたるようにするのはかなり厳しかったらしく、それを解消するために、インターネット黎明期の1990年代からやっていたようです。
そして、昔はアマゾンは赤字の会社だったようです。
上場するときも赤字であり続けることを話していたようです。
これは、『ウィナーテイクスオール方式』を取るために行ったようです。
また、『ワンクリック特許』というものも取得しています。
これは、「住所や支払情報をあらかじめ登録しておいて一回クリックしただけでショッピングカートを通さずに購入することができる機能」のことを指します。
現在では、当然のように使われていますが、当時は特許がとれるほどのものだったようです。
そして、アマゾンのすごいところは、ウェブ上の表面に出てくるところだけではなく、裏側の配送や倉庫にも投資を始めたところだそうです。
その中でも大きな発明は箱だそうです。
箱の大きさを固定したことから、運搬をしやすくしたそうです。
また、開封のしやすさにもこだわったようです。
アマゾンの箱は、ミシン目のようになっていて、とても開きやすい工夫がされています。
また、アマゾンは、AWSというサービスをやっています。
そして、自社で作った「仮想化」と呼ばれる技術を一般開放したのです。
ちなみに、「仮想化」というのは以下のようなものです。
既設の物理的なネットワーク(通信回線、ルーター等のネットワーク関連装置)上に複数の異なる論理ネットワークを構築する技術です。 サーバー仮想化技術によって1台のサーバー上に複数の仮想サーバーが設置されると、それらのサーバー間やクライアントPCと接続するためのネットワークも必要になってきます。
https://www.fsi.co.jp/solution/vmware/knowledge/virtualization.htmlより
シャープやNTTのような日本企業も利用しています。
現在では、多くの企業が、このAWSを利用しているそうです。
Facebookは現在ほとんどの人が聞いたことはあるSNSでしょう。
しかしながら、GAFAのひとつに君臨するほど日本ではあまり有名にはなりませんでした。
このような状態でもどうして時価総額があのような値段であり続けるのかということについて解説もしていました。
簡単に書くと、FacebookはSNSとして初めて「いいねボタン」を付けたものだそうです。
そして、自身のプロフィールを作ることにより、友達とつながりやすくするうえに、広告もピンポイントに表示させることができたようです。
このことにより、ユーザーの承認欲求を上げながら、収益の拡大をすることができたようです。
同じように広告で収益を得ているGoogleよりも広告単価は高いそうです。
そして、新しく出てきたSNSで有名になりそうなものは高値で買収して、Facebookの中に入れてしまうことにより、自社が敗北することを避けているそうです。
やり方の良しあしはおいておいて、先見の明がある会社であることが分かると思います。
最近では、買収をし過ぎて、独占禁止法に引っ掛かったりしてますよね。
apple
スティーブジョブズが作ったアップルですが、彼は、技術者というよりは経営者であり、営業職といった感じだったようで、『ウォズ』と呼ばれる天才プログラマーが作ったものをジョブスが売ったようです。
マッキントッシュというPCを作り、とても有名になり、IBMを倒しに行ったようなのですが、ジョブスの壮大な経営論や夢のような話についていけない技術者や社員が出てきて、内部崩壊が始まったようです。
そこで、当時ペプシコーラの社長をしていたジョンスカリーという人物を経営陣の中に入れたようです。
そして、そのジョンスカリーにジョブスはクビにさせられてしまいます。
というのも、ジョブスの語る話は、当時の技術力では現実的ではなく、かなり厳しい環境になってしまったようです。
そして、Windows95が発売されてから、かなりアップルはつらくなっていったようです。
ジョブスは、その後、新しい会社で自身の理想のコンピューターを作ったそうなのですが、そちらも結構うまくいったようです。
そのころアップルは、業績不振になっていきかなり大変なのですが、そこで、ジョブスを呼び戻すという手段に出たのです。
ジョブスは、製品ラインナップを4つに絞って戦いに出たようです。
そして、そこで発売されたのがiMacやibookと呼ばれる、デザイン性の良い製品だったそうです。
そこで大ヒットを作りました。
このことからも分かるようにジョブスはかなり素晴らしい経営者であることが分かると思います。
まとめ
いかがでしたか?
現在では、日本の有名大学の学生が就職したい企業の中に含まれるGAFAについて少しは理解が深まったのではないかと思います。
大学生新聞ドットネットでは多くの記事を更新しています。
興味がある方はそちらも見てみてください。