こんにちは!
私大理系の中で早慶理工の次に難度が高いとされている上智大学理工学部と東京理科大学です。
ということで、今回はそんな上智理工と理科大のどちらの方が良いのかということをいろいろな視点から結論を出していこうと思います。
それでは早速行きましょう!
(画像出典元:Wikipedia)
上智理工vs理科大
私は、上智大学理工学部と東京理科大学を合計4つ合格しました。
以下の4つです。
- 上智大学 理工学部(TEAP利用)
- 上智大学 理工学部(共テ併用)
- 東京理科大学 理工学部(一般)
- 東京理科大学 工学部(一般)
一応、これらの受験を踏まえた感想も含まれているので悪しからず、、、
上智大学の理工学部と東京理科大学を比較するうえで、避けては通れないだろうと思われる視点を5つ紹介していこうと思います。
- 入試の難易度
- キャンパスの立地
- 研究費
- 学生のイメージ
- 学費
それではそれぞれについて細かく話していこうと思うのですが、その前に一つ断っておきます。
この記事は個人が書いた記事であり、大学の詳細については公式サイトで確認してください。
そして、ここから先は私の個人的な主観もかなり入っていることはご了承ください。
入試の難易度
まあ、ざっくり同じぐらいと考えてよいと思います。
特に上智理工と理科大理工は同じだと思います。
理科大の工学部は少し難易度は高いように感じましたし、実際の偏差値を見てみると工学部だけは高かったりするのですが、問題の相性とかを踏まえると、難易度とは逆の入試結果になる生徒もたくさんいるでしょう。
ということで、勝手に順位を付けると以下のような感じです。
理科大工≧理科大理工=上智理工
あくまで、私の感想ですけどね。
キャンパスの立地
キャンパスの立地については何を持って良いとするかによって変わってきますが、
上智大学理工学部は四谷
東京理科大学工学部は葛飾
東京理科大学理工学部は千葉
となっています。
家がどこにあるかによって、また、田舎でゆったりした雰囲気か、都会のギラギラした感じか、どちらが好みかによって異なってくるとは思いますが、
研究費
東京理科大学の国から与えられている研究費はとても高額であり、日本の大学の科研費獲得件数(通算)ランキングでは、私立大学では6位にランクインしています。
トップ6は以下の通りです。
1位: 慶應義塾大学
2位: 早稲田大学
3位: 日本大学
4位: 東海大学
5位: 立命館大学
6位: 東京理科大学
となっていて、慶應義塾大学、日本大学、東海大学は医学部があり、研究費が高いのは当たり前といえば当たり前です。
医学部がない大学の中では3位となっています。
日本の私大の中でもかなり高い順位であることが分かると思います。
国からの研究費が高い学校は世の中の評価が高いと考えていいと思います。
ちなみに、上智大学はあまり高い順位ではありませんでした。
原因は、研究費が必要となる医学部や理系の学部が少なく、研究室が少ないからだと思われます。
学生のイメージ
学生のイメージですが、まあ、これは皆さんが思っていることなので、あまり開設することはありませんが、理科大の生徒のほうが理系らしさがあるような気がします。
もちろん感じる人によって異なると思うので、これに関しては実際のオープンキャンパスや日々の学校風景を見てみるしかなさそうですね。
学費
学費に関しては実際の値を書いた方が分かりやすいと思うので、引用させていただきます。
東京理科大学工学部は初年度1,660,000円
上智大学理工学部は初年度1,812,000円
となっています。
研究は東京理科大学のほうが有名なものがおおくなっていますが、上智大学のほうが学費は20万ほど高くなっています。
これは、立地の問題や、国からの研究費の差もあったりするのかもしれませんね。
上智理工vs理科大のまとめ
まあ、自分が好む方に行くのが一番ですが、まあ、悩む人もいると思うので、一応、参考までに情報をまとめさせていただきました。
大学自体の内容はこんな感じなのですが、入試に関する話を少しだけしていこうと思います。
今回話す入試は以下の通りです。
- 上智大学理工学部(TEAP利用+共通テスト併用型)
- 東京理科大学工学部(B方式)
- 東京理科大学理工学部(B方式)
それではそれぞれについて解説していきましょう。
上智大学理工学部
上智理工の入試問題はとても難易度が高いことで有名です。
問題の難易度としては日本一といっても過言ではないぐらいです。
私は一応合格者ですが、おそらく、数学に関しては、5割ぐらいしか取れていなかったと思います。
入試方式は以下の2つがあります。
- 共通テスト利用型
- 共通テスト併用型
- TEAP利用型
私は共通テスト併用型とTEAP利用型を受けました。
受験に関する話は下の記事で公開しているので興味がある方はそちらも読んでみてください。
東京理科大学工学部
東京理科大学工学部は東京理科大学の中でもかなりレベルが高い学部になっています。
特に情報学科に関しては科目数が違うとは言え、早慶に匹敵するレベルの偏差値となっています。
しかしながら、問題はかなりオーソドックスなものとなっていて、基礎から応用までの問題をしっかり点数を取ることを要求されます。
感覚的には国公立大学に似たような感じです。
東京理科大学の工学部についての記事も書いているので、興味がある方はそちらも読んでみてください。
東京理科大学理工学部
東京理科大学の理工学部は工学部に比べると少し難易度は落ちますが、それでも理系私立大学のかなりの上位校となっています。
特に、電気電子情報工学科は難易度が高い学科となっています。
こちらの入試問題もかなり難解なものとなっています。
興味がある方はその記事も読んでみてください。
ネット上の声
ネット上では以下のような声が上がっています。
自分は学部から東大なので、理科大のファンでも上智大のファンでもありませんが、
https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1254,2439941
理系の人間に聞けば、100人中95人くらいは理科大の方を勧めると思います。
理科大は進級が厳しく、入口偏差値の割りには企業受けがいい傾向があるというのが一般的な理解だと思います
武田塾チャンネルでは実際に上智大学と東京理科大学理工学部の数学を比較した動画をアップロードしていたりします。
やっぱり気になる人は多いようですね。
また、難関高校の進学者は以下のような結果になっています。
開成高等学校2013年〜2017年
過去5年間の実際の進学数(理系)
早稲田理工 合計78名
慶應大理工 合計48名
東京理科大 合計41名
上智大理工 合計 0名2017年 灘高校「合格」実績 ※医学部除く
ヤフー知恵袋より
慶應義塾 27
早稲田大 22
東京理科 9
上智大学 過去10年間 0人
上智大学はやはり、進学者は少ないようです。
就職と研究を考えると理科大のほうが有名で良いとされていますからね。
しかしながら、国際交流という点では上智には良い部分もあるので、どちらが良いかは、進学者の出身校が良いかどうかで決めるというのも間違っていることもあります。
まあ、参考までに、、、
まとめ
いかがでしたか?
上智理工と理科大ではどちらが良いかは人によって異なるので一概には言えませんが、あなたの志望校選びに少しでも参考になればうれしく思います。
また、理系併願校についての記事ではもっと細かく他の大学との比較をしていたりするので、そちらも読んでみてください。
どちらを第一志望とするにしても併願校としてはどちらも便利だと思うので、受験することをお勧めします。
両方受けると、どちらかは運よく受かるということも起こるかもしれませんしね(笑)
大学生新聞ドットネットでは他にも多くの記事を更新しています。
興味がある方はそちらも読んでみてください。