こんにちは!
最近ではF1でも着実に結果を残し始めている角田裕毅氏ですが、最近のドライバーだけあって昔からレーシングカートでレースに参加していたりします。
それこそ、全日本カート選手権とかにも出場していました。
ということで、今回は角田裕毅氏のカート時代の動画を解説付きでまとめさせていただきました。
(画像出典元:Wikipedia)
はじめに
カートといっても何のことかわからない方もいると思うので、少しだけ紹介すると、レーシングドライバーの登竜門といわれているものです。
詳しく話すと長くなるので、他のコンテンツに説明は任せさせて本題に入っていこうと思います。
少しだけ、カートと呼ばれるレーシングカートについて書かれている本とDVDを紹介しておこうと思います.。
まるごとわかるカートガイド

レーシングカートについてあまり知らない人はこの雑誌から入ると大体の知識を得ることができます。
オートスポーツ レーシングカートテクニック

レーシングカートのドライビングに関して書かれている本もオートスポーツから出版されています。
写真にはカート時代の阪口晴南氏が乗っていたりするので、興味がある方は購入してみてはいかがでしょうか。
まあ、レーシングカートについてはこの辺にして、角田氏のカート時代の動画について入っていこうと思います。
角田裕毅のカート時代
角田裕毅のカート時代の動画をまとめさせていただこうと思います。
それでは年別にまとめていこうと思います。
2010年
2010年には角田氏は全日本のジュニアの部ともいわれているジュニアカート選手権に出場しています。
このジュニアカート選手権というのは東西に分かれて5選ずつ行い、6戦目に東西統一戦という最終戦を行い、シリーズを通してのポイントランキングでその年のチャンピオンを決定する方式を取っているものです。
この年は、そのジュニアカート選手権の中でも1番下位カテゴリーとなっているFP-Jr カデットクラス東地域に出場しています。
ちなみに、この年の前の年に同じカテゴリーで現在トヨタからスーパーフォーミュラライツに出場している小高一斗氏はチャンピオンを取っています。
開幕戦
このサーキットは茂木のカートコースです。
全日本選手権の東西統一戦も行われることがある有名なサーキットですね。
2戦目
このサーキットは、カペタという漫画でも描かれているサーキットですね。
群馬県の榛名です。
カペタ
3戦目
3選目はスポーツランド菅生で行われます。
菅生と聞くとGTなどを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、その菅生のカートコースで行われたレースとなっています。
4選目
このレースはつま恋というサーキットで行われたのですが、これは静岡県の掛川市にあります。
このサーキットはカートのサーキットとしてはとても歴史があり、道上龍氏と高木虎之介氏がカート時代にレースをしていた話を脇阪寿一氏が話していたりします。
5選目
このサーキットは茂原ツインサーキットという場所なのですが、全日本が開かれるのは車が走るサーキットになっているので、カデットクラスが走るには少し広すぎるんですよね。
最終戦 東西統一戦
東西統一戦は鈴鹿サーキット国際南コースで行われました。
こちらのサーキットはカート時代にハミルトンも走ったりしていたりします。
カート業界の中でもとても有名なサーキットとなっています。
シリーズポイントランキングは6位だったと思います。
2011年
この年もジュニアカート選手権FP-Jrカデットクラスに出場しています。
この年に争ったドライバーの中には、スーパーフォーミュラライツに出場している名取鉄平氏や佐藤漣氏出場していました。
開幕戦
開幕戦は榛名で行われています。
角田氏、名取氏、佐藤氏がトップ争いをしていたレースです。
第2戦
このレースは茂木で行われています。
ポールが名取氏でセカンドグリッドが角田氏となっています。
第3戦
このレースは茂原で行われています。
かなり争いを見ることのできるレースとなっていますね。
第4戦
このレースは菅生で行われました。
優勝は佐藤漣氏が取っていますね。
第5戦
このレースはつま恋で行われていますね。
路面が激しいせいでレース展開もかなり荒れていますね。
東西統一戦
このレースは鈴鹿で行われました。
ファイナルラップまでトップ争いしていますね。
シリーズポイントランキングは5位だったと思います。
2012年
2012年にはステップアップして、ジュニアカート選手権のFP-Jrクラスに出場しています。
このクラスは2011年に阪口晴南氏がチャンピオン、小高一斗氏がシリーズ2位、2010年には大湯都史樹氏がシリーズチャンピオンを取っているカテゴリーになります。
昨年に引き続き名取氏とは同じカテゴリーでシリーズを戦っていました。
開幕戦
開幕戦は茂木で行われました。
角田氏は後方からのスタートとなってしまったのですが、かなり追い上げるレースをしていましたね。
第2戦
このレースはスポーツランド菅生で行われたレースですね。
第3戦
茂原で行われたレースになっています。
角田氏は13番手スタートで2位まで上がってきました。
第4戦
このサーキットはカートソレイユ最上川というサーキットになっています。
ストレートが長いため、スリップストリームを利用したバトルを見ることのできるサーキットとなっています。
角田氏はレース中にクラッシュをしてしまいましたが、とても見ごたえのあるバトルがありました。
第5戦
このレースは菅生で行われたレースですね。
角田氏は後方から追い上げる形となったレースですね。
東西統一戦
東西統一戦は鈴鹿サーキットで行われました。
最終コーナーまで誰が優勝するかわからないレースとなっていました。
角田氏はシリーズポイントランキングでは3位になっています。
2013年
この年は角田氏は地方カート選手権と呼ばれる東西に分かれてそれぞれのチャンピオンを決定するカテゴリーに出ます。
2012年では東地域で小高一斗氏がチャンピオン、宮田莉朋氏がシリーズ2位、西地域では阪口晴南氏がシリーズ2位、大湯都史樹氏がシリーズ3位を取ったカテゴリーになっています。
角田氏は東地域で参戦していました。
開幕戦
開幕戦は静岡県の御殿場にあるオートパラダイス御殿場というサーキットで行われました。
この時のオートパラダイス御殿場は現在のものとは異なります。
路面から出ている煙のようなものは湯気です。
路面状態が、スリックでいくかレインタイヤでいくか微妙な状態だったようです。
第2戦
茂木で行われたレースです。
ドライのバトルが見れるとても面白いレースとなっていました。
第3戦
このレースは菅生で行われています。
角田氏にとっては、この年の初優勝を飾ったレースとなっています。
第4戦
このレースはカートソレイユ最上川で開催されました。
角田氏は2位となったレースですね。
第5戦
このレースが行われたサーキットは本庄サーキットという場所です。
車のサーキットとしても用いられることがあるサーキットとなっています。
角田氏は優勝し、シリーズチャンピオンを決めました。
2014年
2014年には角田氏は全日本カート選手権FS-125クラスに出場します。
このカテゴリーは本来中学3年生になる年以上のドライバーでない限り、出場できないのですが、地方カート選手権のFS125クラスでシリーズ5位以内に入っていると特別に出場することができる規定となっていたのです。
当然角田氏はシリーズチャンピオンを獲得しているので参戦することができるようになりました。
このカテゴリーはジュニアカート選手権と同様に東西に分かれて5選行われて最終戦である東西統一戦で西と東のドライバーが集まり戦う形となっています。
開幕戦
開幕戦は茂原ツインサーキットで行われました。
雨の中、とても激しいバトルを見ることができるようになっています。
第2戦
このレースは新東京サーキットというサーキットで、過去にテレビで小林可夢偉氏や鈴木亜久里氏や土屋圭一氏も走ったことのあるとても有名なサーキットとなっています。
第3戦
第3戦は菅生で行われました。
テクニカルなサーキットなので、車の挙動を見ることができるサーキットとなっています。
第4戦
第4戦はカートソレイユ最上川というサーキットで行われました。
ハイスピードセクションではエンジンパワーが上がったことからとても速いものを見ることができるようになっています。
第5戦
このレースは本庄で行われたものです。
本庄もストレートが長いため、スリップストリームを使うバトルを見ることができるものとなっています。
東西統一戦
この年の東西統一戦は茂木で行われました。
角田氏は苦戦を強いられたようです。
この年の角田氏は11位となりました。
2015年
この年は2014年に引き続き角田氏は全日本カート選手権FS-125クラスに出場します。
チームはBirelARTというチームで、同じ年にチームメイトとして名取氏も参戦します。
開幕戦
開幕戦は茂木で行われました。
雨の中見事ポールテゥーウィンをしています。
このレースでは表彰式の映像とインタビューも残っています。
第2戦
第2戦は新東京サーキットというサーキットで行われました。
予選でクラッシュしたことにより後方からのスタートとなったのですが、しっかりと優勝しています。
第3戦
三戦目は本庄で行われました。
ときより、チームメイトの名取氏とトップ争いをすることもありましたが、最終的には佐藤氏が優勝していますね。
第4戦
4戦目は茂原ツインサーキットで行われました。
このレースでは角田氏が今季3勝目を挙げています。
第5戦
このレースは菅生で行われました。
角田氏は優勝には手が届かなかったのですが、上位入賞していました。
東西統一戦
最終戦は鈴鹿サーキット国際南コースで行われました。
一度はトップに立つものの、最後は順位を下げてしまいました。
角田氏はシリーズ2位でシーズンを終えることになりました。
2016年
2016年には全日本カート選手権KFクラスに出場していました。
チームはドラゴコルセというチームなのですが、このチームは道上龍氏が創設したもので、2015年には阪口晴南氏が所属して、全日本カート選手権KFクラスでチャンピオンを取っています。
ちなみに、全日本カート選手権KFクラスというのは日本のレーシングカートのレースの中でも一番レベルの高いカテゴリーといってもいいぐらいのクラスです。
かつて、2013年には福住仁嶺氏がシリーズチャンピオン、2014年には宮田莉朋氏がシリーズチャンピオン、阪口晴南氏がシリーズ2位、2015年には阪口晴南氏がシリーズチャンピオン、宮田莉朋氏がシリーズ3位となっている有名ドライバーを輩出したカテゴリーとなっています。
このカテゴリーは東西に分かれることなく、全10戦を戦っていくものとなっていました。
1日2戦行われるシーズンとなっていました。なので、10戦ありますが、利用サーキットは5つのみです。
開幕戦
開幕戦は茂木で行われました。
角田氏は前半トップを走っていましたが、最後は3位でゴールをしています。
第2戦
角田氏はポールスタートでしたね。
優勝は名取氏が取っていました。
第3戦
3戦目4戦目は岐阜県のフェスティカサーキット瑞浪というサーキットで行われました。
こちらのサーキットは地方選やジュニアの西地域でも利用されているサーキットですね。
2番手スタートでしたが、7番手フィニッシュとなりました。
第4戦
雨のレースとなっていて、少し見ずらい映像となっていますが、それでも勢いのようなものは感じることができますよね。
第5戦
5戦目6戦目は茂原ツインサーキットで行われました。
5戦目は2番手でゴールしました。
第6戦
最後の最後までトップが分からないレースとなっていましたね。
ファイナルラップ最終コーナーで宮田氏と角田氏が争い宮田氏が競り勝つ形になりました。
第7戦
7戦目8戦目は菅生で開催されました。
結構雨が降っていたので、見てみるとドライの時とは違う迫力がありますよね。
第8戦
7戦目に続き雨が降っていました。
優勝はスーパーGTにも出場している佐々木大樹氏がとっていきました。
第9戦
後方からのスタートでしたが、最後には上位に挙がってきました。
最終戦
最終戦は、角田氏はあまり動画に移ることはなかったのですが、上位でゴールしています。
このシーズンは角田氏はシリーズランキング4位でシーズンを終了しています。
2017年
2017年にはフォーミュラーでのレースに参戦していたのですが、カートに乗っています。
オンボードの映像も残っていたりします↓↓
サーキットは鈴鹿サーキット国際南コースですね。
まとめ
いかがでしたか?
YouTubeのおかげで、将来有名になるドライバーのカート時代の動画を見ることができますね。
ちょっと探してみるのも面白いかもしれません。
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