(画像出典元:楽天より)
浜田省吾といえば、多くのヒット曲を生み出しているシンガーソングライターですが、曲も幅広い種をリリースしています。
それこそ、戦う曲から、ゆったりとしたラブソングまで。
ということで、今回は、花田省吾氏の仕事や夢の曲を5つ紹介していこうと思います。
一応書いておこうとは思いますが、この記事は、一個人の感想だと思って軽く読むぐらいの感覚でいてください。
はじめに

念のため、浜田省吾氏について少しだけ話しておこうと思います。
『そんなことは知ってるわ』という方は、という方は、飛ばしていただければ本題に入れると思います。
浜田省吾氏は、シンガーソングライターであり、1952年に広島で生まれています。
父親は、広島で、警察のようなことをしていて、浜田氏は被爆2世とされています。(←Wikipediaより)
その後、広島県立呉三津田高等学校に進学し、とても優秀な高校らしく、休み時間すらも自学自習を行っていたそうで、そのような環境に浜田氏はなれなかったそうです。
高校では野球部だったそうです。
その後、学生運動にも参加したようで、その時の体験がその後の作詞作曲に影響を及ぼしているそうです。
高校卒業後、一浪を経て、神奈川大学法学部に進学しています。
キャンパスライフを楽しもうとしていたそうなのですが、当時、学生運動の真っ最中であり、まともな大学生活は送れなかったようです。
大学在学中に音楽活動を開始して休学をしたのち退学したそうです。
その後、下でも紹介する『路地裏の少年』という曲でデビューしています。
そして、『J-BOY』『もうひとつの土曜日』『MONEY』といった多くの人に知れ渡るような曲を世に送り出しています。
ちなみに、浜田省吾氏のディレクターを務めた須藤晃氏は尾崎豊氏のプロデューサーとなっていて意外とつながりもあったらしく、浜田省吾氏の本の中に尾崎豊氏のことも書かれています。
今回紹介する曲5選
路地裏の少年

情報
この曲は、上記でも述べましたが、デビューシングルです。
作詞作曲を浜田省吾氏が行っています。
1976年の4月に発表された曲なのですが、最初はあまり売れずに苦しんだようです。
曲の内容としては、『16歳で旅に出る』→『18歳で夢を見る』→『20歳で恋に落ちる』→『21歳で壁にぶつかる』といった流れの曲となっていて、4番まである比較的に長い曲となっています。
感想
この曲は、私は浪人生の時に初めて聞いていました。
結構、おもしろいと思う部分もあるのですが、私が一番好きなのは2番の『狭い部屋で 仲間と夢描いた いつかはこの国 目を覚ます』という部分です。
70年代の高度経済成長期で労働者が身を削りながら、貧しいながらも夢のために死ぬ気で頑張っている人の感覚が伝わってくる気がします。
勉強でつらくなった時に、この曲を聴いて、10年後に『あの時は頑張った』と思えるようにしっかり頑張ろうと気合を入れるために聞いていた覚えがあります。
いつの時代も、それなりにほとんどの人が夢を持ち、頑張っているので、それはいまでも通用するのではないかと思います。
J-BOY

情報
こちらは、1986年に発表された曲だったと思います。
作詞作曲は浜田省吾氏が行っています。
これから、バブルに突入する日本の社会と労働環境による労働者の意識を同時に描いたような曲となっています。
曲の内容としては『労働による疲れ』→『理想とかけ離れている』→『大量の仕事を抱え込む』→『比較的に豊かな国に夢を見るのに苦労する』→『空虚な気持ちを吹き飛ばそうとする』
感想
85年といえばまだ、バブルには突入していないがその兆候は感じられるような時代だったと思います。
そんな中、当時のきつい労働の中、皆が頑張っている状態を少ない言葉で結構わかりやすく書かれているように感じます。
その上、比較的に、暗いメロディーなので戦った後のきつい時間に自分に酔うにはいいかもしれませんね(笑)
MONEY

情報
この曲は1984年に発表された曲です。
作詞作曲を浜田省吾氏が行っています。
曲の全体の流れとしては、『決して裕福ではない育ちをした若者が悔しい思いをする』→『いつかは金持ちになりたい』→『彼女を金持ちに採られる』→『いつか見返してやる』→『絶望』→『必ず上に行ってやる』といった感じですね。
感想
なかなか、他の曲にはないストレートな表現が多い曲となっています。
私はこの曲を聴いたのが15歳のときなのですが、この曲を聴いて結構、意識が変わったような気がします。
浜田氏がおっしゃっていたのですが、この曲は『金』をテーマとしていて、バブルの予感をいち早く感じてこの曲を書いたようです。
若いうちに聞くと意識が変わりやすいのかもしれませんね。
いいか悪いかはわかりませんが、、、
19のままさ

情報
これは完全に浪人時代の曲ですね。
浪人時代に書いたとは限りませんが、テーマがその時だけで完結してしまうような曲です。
作詞作曲を浜田省吾氏が行っています。
感想
予備校にいるときに声をかけた女性と付き合いながら、うまくいかない恋愛と勉強の両立に苦しむ姿が目に浮かびますね。
まあ、浪人中に私は予備校では一言も話さなかったのでいまいちこのようなことになる理由がよくわからないのですが、長期的にものを考えた時に1年我慢するという選択肢を取ったのに失敗する道を選んでしまうというのが何とも言えませんね(笑)
この新しい朝に

情報
この曲は2020年にリリースされた曲だったと思います。
6年ぶりのリリースということで話題にもなりましたね。
70歳手前ということもあり、比較的に、落ち着いた曲とはなっていますが、それでも浜田省吾氏らしい局ではありました。
感想
落ち着いた歌詞の中にも頑張ろうとしているようなイメージとなっているのでとても面白いものとなっています。
まとめ
いかがでしょうか。
多くの曲がありますが、今回は、目標に向かって頑張るような人に向けた曲と思われるものを紹介させていただきました。
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